オフショア投資で契約する商品は、生命保険、貯蓄性保険、養老年金などの商品カテゴリーがあり、支払い方法も積立投資や一括投資などがあり、商品によって違いがある。
自分がどの商品プランが合っているのか分からなければ、IFA(Independent Financial Advisor)に直接相談してみれば良い。
IFAはアドバイザーでもあるが、さすがに少額での投資を希望している人の話を全て聞いてはもらえない。
生命保険や貯蓄性保険に養老保険、そして、積立投資と一括投資商品。
各々特性が異なるので、自分が何を目的にしているのかが明確であれば、あとはサポート力があるIFA=正規代理店に直接連絡をして契約を行えばよい。
日本でも同じように様々な投資商品があるが、その利回りや有効性はオフショア投資のが良い傾向にあるので、目的がしっかりとしていればオフショア投資を選択した方が良いだろう。
では、余裕資金があるものの、自分がどのカテゴリーの商品に契約すべきかと悩んでいる時にどうすれば良いかと言えば、IFAに相談して決めれば良い。
IFAのAはAdviserの意味なので、アドバイスを貰えばいいのである。
とは言え、どんな顧客でも受け入れて話を聞いてくれるかと言えばそんなことはなく、生命保険や養老年金であれば総額3万米ドル以上、積み立てであれば毎月USD500以上支払えるかどうかがベースになってくると思う。
IFAもビジネスなので、今後の契約見込みがある人でなければ相談に乗ってはもらえないだろうし、契約後のサポートを考えると、投資額の低い人は受け入れてはもらえない。
そもそも、少額でわざわざ海外投資を行う必要はないと思うし、少額で契約すると継続力が低くなる傾向にあるようだ。
自分がどんな商品が合っているか悩むのは仕方ない事だと思うが、日本人の契約を受け付けているオフショア投資のプロバイダー(保険会社)は限定されている。
Sun Life hk(サンライフ香港)、CTFLife(エフティライフ)、RL360°(アールエルスルーシックスティ)、Investors Trust(インベスターズトラスト)と言ったところである。
オフショア投資のプロバイダー側からの視点で考えると日本市場はそれほどメリットがある訳ではないので、多くのプロバイダーが過去に日本撤退を決めている。
今後も日本人が契約できるオフショア投資商品は減っていく可能性があるので、オフショア投資に興味があるのなら早めにアクションを起こした方が良い。
先ずは、自分がどの商品があっているかを知る為にIFAに相談してみるところから始めてみることをお勧めしたい。
IFAの選定は、多くのプロバイダーと繋がりがあるIFAかどうかがポイントになってくる。
多くのプロバイダーと繋がりがあれば選択できる商品が広がるからだ。
(と言っても、日本人が契約できる商品は限られているのだが。)
そして、多くのプロバイダーと繋がりがあれば、金融や商品についての知識が広く深くなるので、そうしたIFAはお勧めとなってくるのだ。
また、既に自分がどのようなカテゴリー・商品に投資するかがある程度決まっているのであれば、そうした商品を扱っていてサポート力があるIFAを選定していけば良い。
どちらにしてもIFA選びが重要になるのだが、多くのプロバイダーと繋がりがあり、サポート力があるIFAを選択すれば間違いはない。
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IFA=正規代理店の選定基準とは?
IFAの選定で、サポート力がある事が重要と書いてきたが、それ以外にも重要なポイントがある。
先ずは、IFA登録国で保険当局や金融庁にしっかりと登録されているかどうかをチェックしなければならない。
保険当局に登録されていなければ保険商品を取り扱う事はできず、金融庁に登録されていなければ金融商品の取り扱いやポートフォリオの構築ができない為だ。
例えば香港であれば、保険業を管理監督する政府直轄機関である「香港保険業監菅局」や「香港金融庁」に登録されている会社がIFA=正規代理店となる。
☆香港保険業監管局 ⇒ Hong Kong Insurance Authority
☆香港金融庁 ⇒ Securities & Futures Commission of Hong Kong
広東語か英語でのサイトとなっているので調べるのが難しいかもしれないが、登録されているかの確認方法が分からなければ、IFAと思われる会社に登録情報を聞いてみれば良い。
しっかりと登録されていれば登録番号を教えてくれる事だろうし、IFAの公式サイトに掲載されているはずだ。
中にはIFAのように装う会社もあるので要注意。
そうした会社は登録は不要だと説明してくるかもしれないが、登録が必要か不要かは冷静に考えてみれば分かるはずだ。
詭弁に騙されてはならない。
もちろん、何の販売権利もないような紹介者や仲介会社を通して契約をすべきでもない。
そうした紹介者や仲介会社は商品知識が浅く狭く、とある商品しか知らない事が多く、クライアントに合致した商品を案内できる事はない。
また、話を盛った営業をしてきたりもするので、契約後に後悔する事が多くなる。
そして、責任感も無いのでサポートをスムーズに行ってくれないケースも多い。
酷い時にはどこかのタイミングで連絡が取れなくなってしまうので、間に無駄に紹介者や仲介会社を挟むべきではない。
もちろん、契約と直接関係しない紹介者や仲介会社に個人情報を提供すべきでもない。
保険当局や金融庁に登録されていて、サポート力があるIFA=正規代理店を選定して、ご自身の予算や考え、家族構成などを伝える事で、ご自身に合致した商品プランやスキームを案内してもらえるはずだ。
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オフショア投資商品の最近の傾向は?
生命保険・貯蓄性保険・養老年金・積立投資・一括投資etc、多種多様なカテゴリーがあると書いてきたが、最近の傾向としては生命保険や貯蓄性保険商品を一括で契約する人が多いようだ。
そして、それでも毎月の収入で余裕がある方が積立投資商品を契約するのかなと感じる。
生命保険であれば、貯蓄性生命保険であるサンライフ香港のライフブリリアンスやCTFLifeのOn Your Mindが好まれるのかなと思う。


生命保険の機能が不要と言う方は、サンライフ香港が提供する貯蓄性保険商品であるSun Joy Globalを選ぶ傾向にあるようだ。

これらの貯蓄性生命保険や貯蓄性保険商品は一括や2年、5年支払いとなっていて、今ある日本円の余裕資金で契約し、資産移転による資産保全や資産価値向上を目的にしているはずだ。
こうした商品と積立投資商品を組み合わせる方もいる。
積立投資としては、ファンドを複数選んで資産価値向上を目指すRL360やインベスターズトラストが提供する商品や、15年で140%、20年で160%の元本が確保されているインベスターズトラストの商品を選んだりする。
こうした傾向はあくまで傾向であり、もちろん個々人で契約すべき商品は変わってくる。
経営者であれば、法人を活用するケースもあるはずだ。
なので、どの商品が合致しているかはIFA=正規代理店と相談するというやり方が最も良い方法となってくるのだ。
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