RL360°(アールエルスリーシックスティ、旧名ロイヤルロンドン)やInvestors Trust(インベスターズトラスト)などのオフショア積立投資を最低積立額でなく500USD以上で推奨する人は少なくない。
私もそのように思っているが、その理由はどこにあるのだろうか?
オフショア積立投資は500USD未満で契約すると継続率が低い!余裕がなく減額もできない!
RL360°の積立投資商品Regular Savings Plan(クォンタム)は、最低投資額USD320から契約が可能となっている。
Investors Trustの積立投資商品Evolution(エボリューション)は、最低投資額USD200から契約可能となっている。
しかし、USD500以上で推奨する人が多い。
その理由は何故かと言えば、USD500未満の契約で継続できる人が少ないからだ。
そもそも余裕資金を考えた時にUSD500以上出せない人は、何かの理由で急にお金が必要になった際、継続できなくなってしまう。
オフショア積立投資は減額ができるものの、そもそも最低投資額に近い金額で行っていたら減額の余地がない。
また、一時停止(休止)の選択もできるのだが、停止すると手数料割合が増えてしまうので利回りが悪くなる。
更には再開タイミングを逃し、そのまま解約するケースが多い。
最初から最低投資額付近で契約すると、継続する力がない事が多いのだ。
お試しで先ずは最低投資額から始めてみようと考える人もいるようだが、そうした軽い気持ちの人も長期投資に耐えられるだけのマインドを持っていない。
こうした背景もあり、USD500以上での積立を推奨しているのだが、そもそもUSD500以上でないと受け付けていない正規代理店(IFA)も多い。
それは何故かと言えば、継続率の低いクライアントを受け入れたくないという考えがあるからだと思う。
正規代理店の収益だけを考えれば、どんなクライアントでも受け入れた方が良いはずだが、そうしないのは、継続率の低いクライアントに対してコストを割くよりも、しっかりと継続できるクライアントに対して時間を使っていきたいという思いがあるからだと推測できる。
USD500以上でしか受け付けない正規代理店は冷たいのではなく、長期的に継続できるクライアントに対してしっかりとサポートしていきたいという方針があると言えるのだ。
オフショア積立投資、最低投資額で行おうかと悩んでいる人は、先ずは可処分所得を増やし、毎月USD500以上の余裕資金ができるようにすることを考えてもらいたい。
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