海外オフショア籍の金融商品や保険商品は海外にあるIFA(Independent Financial Advisor)と呼ばれる正規代理店が契約からアフターサポートまでを請け負う事になっている。
その為、IFAの選定が最重要となってくる。
IFA=正規代理店が業務終了したらどうなるの?
IFAも一つのビジネス。
ビジネスは生き物なので上手く行く時もあれば上手く行かない時もある。
その為、業務の選択と集中でサポートを中止にするケースもあったりする。
2023年に香港のIFAであるフィリップス証券は保険業務を止め、MEGA Wealth Management Asia Limitedは業務を終了した。
こうした時、クライアントはどうなるのだろうか?
IFAは変更できるので、他のIFAに契約を移管してサポートを継続してもらうしかない。
移管の受け入れで多少の料金を徴収されるかもしれないが、それは仕方ない。
放置しているとオフショア投資難民となってしまう。
長くビジネスを継続できるIFAを選定するべきだが、「日本市場に特化していない」「多くの国にクライアントがいる」「多くの保険会社と提携している」など、ビジネスが安定しているIFAを選ぶ事がポイントと言えるだろう。
紹介者・仲介会社が廃業/倒産/業務終了/業務停止命令となったらどうなるの?
海外オフショア籍の金融商品や保険商品は海外にあるIFAと呼ばれる正規代理店と直接契約するのが原理原則。
それは何故なら、日本の金融商品取引法により日本の金融庁に登録されていない商品の取引行為(営業・勧誘・契約)は出来なくなっているので、日本には正規代理店は存在しないからだ。
だが、なぜか紹介者や仲介会社経由で契約してしまう人もいたりする。
そうした紹介者や仲介会社も取引行為を行っているので金融商品取引法に抵触する。
つまりは、原理原則に従っていないIFAや紹介者・仲介会社はどこかのタイミングで金融庁や財務局から業務停止命令が下る可能性があるのだ。
また、業務停止命令が下る前に、業務が上手く行かなくなれば廃業・倒産となったりもする。
すると、そうした紹介者や仲介会社経由で契約した人たちはサポートが受けられないオフショア投資難民となってしまう。
オフショア投資難民にならない為にも、直接サポートしてくれるIFAと直接契約しておく事が重要なのだ。
紹介者や仲介会社を使わずに、自社で責任持ってサポートしてくれるIFAを選定すべきである。
サンライフ香港にCTF Life(旧社名FTLife)、パシフィックライフにパンアメリカンライフ、RL360°にインベスターズトラストなど、日本人が契約できる海外オフショア籍の保険商品や金融商品を提供している保険会社は幾つかあるが、満期まで契約を継続させる為にはIFAの選定が重要である事を深く認識してもらいたい。
何度も繰り返して伝えるが、自社で最後まで責任持ってサポートしてくれるIFAを選定する事が最重要ポイントなのである。
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