金融の国、香港。
そこには香港ドルだけでなく、様々な国の通貨がある。
オフショア金融センターとして外貨を積極的に受け入れているのが香港の特徴だ。
そして、様々な国の通貨が眠っていることもあるらしい。
眠っているのは眠らせているのではなく、簡単には利用できないお金となっているのである。
最近聞いた話だが、香港内のコンテナいっぱいに日本円が眠っていて、それを香港ドルに換金できないか?と悩んでいる人がいるようだ。
世界的にマネーロンダリング対策が厳しくなっており、こうした出所の分からないお金に関しては銀行は取引に応じてくれない時代になっている。
(コンテナいっぱいの日本円は、マネーロンダリング対策が厳しくなくても流石に簡単には対処してくれないだろう。)
要は、香港内で使えない日本円(お金)となってしまっているのである。
監禁されている日本円を香港ドルに換金したいという要望だ!
コンテナいっぱいの日本円、総額いくらになるのだろうか?
コンテナにはISO規格があり、一番小さな10ftコンテナの内寸法は長さ2,840mm、幅2,350mm、高さ2,390mmで内容積は15,950,860,000mm3(15.95m3)となっている。
100万円の札束は1cm=10mmの厚さとなっているのは有名だが、縦横のサイズは160mm×76mm。
なので、100万円の束は121,600mm3となる。
ここから計算すると、10ftコンテナに100万円の札束は131,174本入るので、約1,300億円の日本円を入れられるサイズということが分かる。
この話、仮に日本円を香港ドルに換えられる人がいたら、それなりの成功報酬を手にすることができるだろう。
スゴイ話だなと思うのだが、これだけの日本円を香港ドルに換えられる人物はどこかにいないだろうか?
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