オフショア投資の正規代理店IFAは日本人顧客がいないところは選定すべきでないがクライアントが日本人だらけのところも選ぶべきでない!

オフショア

オフショア投資は正規代理店であるIFA(Independent Financial Advisor)を介して契約から事後サポートまでを受ける事になる。

日本人であれば日本人を受け入れているIFAを選定すべきだが、クライアントが日本人ばかりというIFAは考え物だ。

オフショア投資は多くの国にクライアントを持つIFAの選定しよう!

日本人がRL360°(アールエルサンロクマル、旧名ロイヤルロンドン)やInvestors Trust(インベスターズトラスト)などのオフショア投資商品や、サンライフ香港やCTF Lifeなどのオフショア保険商品を契約するには、香港などにある正規代理店IFAを通して行う事になる。

こうした海外の保険会社は直接クライアントを受け入れてはおらず、IFAが契約からアフターサポートまでを請け負う事になっている。

そして、海外の保険会社が故に日本国内にIFA=正規代理店は存在しない。

その為、海外にあるIFA=正規代理店に連絡する事になるのだが、日本人スタッフがいるIFAも存在するので、それほど身構える必要は無い。

日本語でやり取りできるIFAを選択すれば、ストレスなく話ができるはずだ。

英語が堪能な方は日本人スタッフがいなくても問題ないと考えるかもしれないが、日本の法律に精通したIFAを選ぶべきなので、英会話に自身があったとしても、日本人スタッフがいるIFAを選定した方が賢明だ。

逆に、クライアントが日本人ばかりというIFAはいかがなものかな?と思う。

そもそも、香港などにあるIFAは対日本人専用という訳ではない。

多くの国にクライアントがいるのが大前提であり、日本はその中の一つのマーケットとしてビジネスを行っているのが普通である。

とある国に特化しているよりも多くの国でビジネス展開を行い、多くの国で多くのクライアントがいる方がIFAとしての経営は安定するはずだ。

同じような見方をすると、多くの保険会社と提携して多くの商品を取り扱っているIFAを選定した方が良い。

香港籍、ケイマン諸島、マン島etc多くの保険会社と繋がっていて多くの商品を取り扱っていればIFAの経営は安定する。

また、多くの商品アイテムがあれば、選択できる範囲が増え、ポートフォリオも構築しやすい。

そもそも、日本人の受け入れを停止しているオフショア籍の保険会社が増えている。

どの国・地域の商品も、いつ日本人の受け入れを停止するか分からない。

経営面や商品選択の面から、多くの国にクライアントを持ち、多くの商品を扱っているIFAを選択する事をお勧めしたい。

また、日本居住の日本人を受け入れている保険会社は数少ないのが現状なのだが、それでも多くの保険会社と繋がっているIFAであれば選択できる商品数が増えるので、自身の考えや予算に合致した商品やスキームをIFAから提案してもらえるはずだ。

 

⇒ ご質問やご相談、IFA=正規代理店の選定でお悩みの方はこちらから。

 

その他のIFAの選択基準とは?

海外オフショア籍の投資商品や保険商品はIFAと呼ばれる正規代理店が契約からアフターサポートまでを担当する事になっていて、日本だけでなく多くの国にクライアントがいる事や多くの保険会社と提携しているIFAと契約すべきだと説明してきた。

だが、IFAの選択基準はそれだけではない。

これら以外にも幾つかのポイントがあるのだ。

先ず重要な事は、IFAが登録されている現地国や地域の金融庁や保険当局に登録されているかどうかを確認する必要がある。

例えば香港であれば、香港金融庁であるSecurities & Futures Commission of Hong Kongや政府直轄で保険業を管理監督する香港保険業監管局=Hong Kong Insurance Authorityに登録されているかどうかの確認をしなくてはならない。

☆香港金融庁 ⇒ Securities & Futures Commission of Hong Kong
☆香港保険業監管局 ⇒ Hong Kong Insurance Authority

登録されているかどうかは各ホームページから確認できるのだが、日本語サイトではないので確認が難しいかもしれない。

確認が難しいと感じたら、IFAと思われる会社に直接質問してみれば良い。

IFAであれば登録番号などを教えてもらえるはずだ。

こうした機関に登録されている会社がIFAとなるが、問題はIFAのように振舞っている会社もあったりするのだ。

IFAのように振舞っている会社はあの手この手で登録が必要でない事をアピールしてくると思うが、登録が必要か否かは普通に考えれば分かるはずである。

登録されていない会社は単なる紹介会社・仲介会社になるので、商品概要の知識が浅く狭かったり、無理やり契約させようと強引な営業をしてくる事もあったりする。

紹介者や仲介会社はサポートも同様に杜撰になるので、現地の金融庁や保険業を管理監督する機関に登録されている確認は重要となってくる。

しっかりと登録されていれば、無理な営業はしてこない。

無理な営業をしてくれば登録が取り消されてしまう事もあるので、正しく商品概要を説明してくれ、サポートもしっかりと行ってくれるのだ。

 

その次に大事なポイントを説明すると、IFA自らがクライアントと向き合って契約からアフターサポートまでを請け負ってくれるかどうかを確認する必要がある。

こうした事はIFAの責務となるのだが、ネットワークビジネス・マルチレベルマーケティングのような体制にしているIFAもあったりする。

つまりは、紹介者・仲介者(紹介会社・仲介会社)を活用していると言う事になるのだが、そうなると先ほどから説明しているような問題点が生じてくる。

人や会社を挟めば挟むほど階層が複雑になるので説明は雑になり、サポートも適当になってくる。

最悪のケースでは、契約数年後に紹介者・仲介者と連絡が取れなくなりサポートが受けられない状態になっている人もいたりするのが現状だ。

オフショア投資商品や保険商品はその特性上、長期契約になるのでサポートがとても重要となってくる。

満期までしっかりと契約を完遂する為には、自らクライアントと向き合ってサポートを行ってくれるIFAの存在はとても重要となってくる。

 

以上の事を踏まえて、IFAの選択基準を箇条書きでまとめてみたい。

◆日本人スタッフがいるIFA
◆日本だけでなく多くの国にクライアントがいるIFA
◆多くの保険会社と提携しているIFA
◆登録国や地域における金融や保険に関するライセンスを有しているIFA

◆紹介者や仲介会社を挟む事なく、責任感持ってクライアントと直接向き合って対応してくれるIFA
◆日本人の受け入れやサポート実績が豊富なIFA
◆金融や商品の知識に長けているIFA
◆海外と日本、両方の金融関連法律に詳しいIFA

今回説明していない部分も含めているが、ザっとこんな感じかなと思う。

海外オフショア籍の投資商品・保険商品での成否はIFAの選択が全てと言われる世界でもある。

紹介者や仲介者は自分たちが関与しているIFAをゴリ押しして案内してくると思うが、それがどのような理由かをしっかりと把握してから決断しなくてはならない。

少なくとも、紹介者・仲介者経由でなければ受け入れてくれないIFAは選択すべきではない。

 

⇒ ご質問やご相談、正規代理店(IFA)の選定でお悩みの方はこちらから。

コメント

タイトルとURLをコピーしました