令和5年(2023年)の一発目のジャンボ宝くじとなるバレンタインジャンボ宝くじが2月1日(水)から販売となる。
販売期間はバレンタインの2月14日を挟んで3月3日(金)までで、抽せん日は3月10日(金)となっている。
2023年バレンタインジャンボ宝くじの当選確率や期待値は?
早速だが、2023年のバレンタインジャンボ宝くじの当選確率や期待値を算出してみたところ、以下の表のような結果となった。
当選 金額 |
総本数 | 本数/ ユニット |
当選確率 | 期待値 | |
1等 | 2億円 | 10 | 1 | 0.000010% | ¥20.00 |
前後賞 | 5,000万円 | 20 | 2 | 0.000020% | ¥10.00 |
組違い賞 | 10万円 | 990 | 99 | 0.000990% | ¥0.99 |
2等 | 1,000万円 | 30 | 3 | 0.000030% | ¥3.00 |
3等 | 100万円 | 600 | 60 | 0.000600% | ¥6.00 |
4等 | 5万円 | 10,000 | 1,000 | 0.010000% | ¥5.00 |
5等 | 1万円 | 400,000 | 40,000 | 0.400000% | ¥40.00 |
6等 | 3,000円 | 1,000,000 | 100,000 | 1.000000% | ¥30.00 |
7等 | 300円 | 10,000,000 | 1,000,000 | 10.00000% | ¥30.00 |
期待値 | 144.99円 |
(10ユニット発売予定。1ユニット1,000万枚)
1枚300円の宝くじに対して期待値は144.99円と5割にも満たない。
ジャンボ宝くじは凡そこれくらいの期待値となっていて、還元率を見れば購入するものではないと判断できる。
夢を求めて購入する人もいるようだが、そんな人たちに対して、宝くじは「愚か者に課された税金」と呼ばれている事をお伝えしておきたい。
ジャンボ宝くじの報道を見ていると、1等・前後賞合わせて〇億円とアナウンスされているのを見聞きする。
このバレンタインジャンボ宝くじは1等・前後賞合わせて2.5億円となっていて低く感じる。
それが理由なのか、販売数も1ユニット1,000万枚×10ユニット=1億枚と少ないように思う。
過去1年の1等・前後賞の金額、販売枚数、期待値について調べてまとめてみた。
宝くじ名 | 1等・前後賞 合わせて |
販売枚数 | 期待値 (還元率) |
2022年 バレンタインジャンボ |
2.5億円 | 1億枚 | 144.99円 (48.33%) |
2022年 ドリームジャンボ |
4億円 | 1.2億枚 | 149.99円 (49.9967%) |
2022年 サマージャンボ |
6億円 | 2.4億枚 | 141.49円 (47.1633%) |
2022年 ハロウィンジャンボ |
4億円 | 1.1億枚 | 142.99円 (47.4967%) |
2022年 年末ジャンボ |
10億円 | 4.6億枚 | 149.995円 (49.9983%) |
2023年 バレンタインジャンボ |
2.5億円 | 1億枚 | 144.99円 (48.33%) |
やはりバレンタインジャンボ宝くじの1等・前後賞はジャンボ宝くじの中で最も低く、それに比例してか販売枚数も少ない。
1等・前後賞の総額が多ければ良いかと言えば、だからと言って期待値の数字が変わる訳でもなく、還元率はどの宝くじも5割にも満たない。
ここまでのデータを出して分かる事は、1等・前後賞がいくらであろうと、宝くじは購入すべきものではないという事だ。
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