海外には日本とは比較にならない程の利回りで運用されている生命保険がある。
2023年現在、日本居住の日本人を受け入れている保険会社はどれほどあるのだろうか?
2023年最新版、日本居住の日本人を受け入れている海外オフショア生命保険会社のまとめ!
サンライフ香港!
日本居住の日本人を受け入れている生命保険会社の筆頭と言えばサンライフ香港(Sun Life Hong Kong)だろう。
その商品はライフブリリアンス(Life Brilliance)である。
ホールライフ型(Whole Life)の生命保険で性別や年齢、喫煙状況などにより支払保険料、死亡保険金、解約返戻金などが決まってくるタイプの商品であり、ある程度パッケージ化されている。
貯蓄型生命保険となっていて、保険と貯蓄を両立できるので、日本人に受け入れられやすいのかなと感じる。
日本では保険と貯蓄は別のものとキャッチフレーズ(!?)のように言う人もいるが、それは日本の保険会社の商品がそうであるだけで、海外では保険と貯蓄は両立できる。
日本の生命保険は契約時に設定した死亡保険金はほぼ変わらないが、海外の場合は運用によって増加していく。
日本の生命保険はインフレ・物価高に対応できていないのだが、海外であれば死亡保険金が上昇していくので、インフレ・物価高に対応できる。
貯蓄性を見ても、解約返戻金は7%程度の利回りで運用されている。
(これまでは4%程度であったが、2022年の金利上昇によりサンライフ香港社の利回りは向上しているようだ。)
契約後10年強で支払保険料を解約返戻金が超える損益分岐点を迎え、7%で複利運用されると、10年毎に資産が倍になっていくイメージだ。
将来的に一部引き出しする事も可能であり、年金プランとしても活用できる。
長生きリスクにも対応した商品となっている。
また、18歳以上を契約者として0歳児のお子さんから被保険者にして加入できる。
生命保険は若ければ若いほど保険料を安くお得に契約でき、契約期間が長くなるので複利効果の恩恵も受けられる。
教育費用に充てることもできるし、お子さんが18歳以上になった時に契約者をお子さんに移して将来の為にプレゼントする事もできる。
(↑ここに書かれているシミュレーションは利回り4%程度であるが、今は7%程度となっている。)
FTLife!
香港の保険会社であるFTLife社も日本居住の日本人を受け入れていて、サンライフ香港のライフブリリアンスと同じように、ホールライフ型の貯蓄型生命保険で年々死亡保険金や解約返戻金が上昇していく商品がある。
その名は”On Your Mind”。
On Your Mindの特徴は、将来的に死亡保険金を担保にして融資によって年金受け取りができる点にある。
現役時代はもしもの時の為の死亡保険を、リタイア後は年金を目的にとツープラトンで活用できる。
また、融資なので貸し付けとなり課税対象とならないので、税金を気にする日本人が特に興味を持つようだ。
(↑FTLifeの利回りも2022年以降は上昇されると予想できる。)
パンアメリカンライフ!
香港以外に目を移すとパンアメリカンライフ(Pan American Life)が日本居住の日本人を受け入れている。
米国系の保険会社であるが、日本居住の日本人を受け入れているのはケイマン島籍の商品となる。
ホールライフではなくユニバーサルライフ(Universal Life)と呼ばれる商品で、支払保険料や保険金をオーダーメイドで組んでいくプランとなっている。
メインを死亡保険金とすることで、富裕層や資産家向けの相続税対策とすることができる。
とは言え、最低の死亡保険金額は50万米ドルとなっていて、死亡保険金50万米ドルの場合は健康診断も不要なので加入に対してそれほどハードルが高い訳でもない。
サンライフ香港やFTLifeもそうだが、パンアメリカンライフも現地に渡航せずに契約できるスキームがある。
パシフィックライフ!
同じく香港以外でユニバーサルライフを提供している保険会社として、米国のパシフィックライフ(Pacific Life)がある。
(ちなみにだが、サンライフ香港もユニバーサルライフを提供している。)
パシフィックライフも富裕層・資産家向けに保険料や死亡保険金をカスタマイズできる商品を提供しているのだが、米国内で契約する必要があったりと加入のハードルがやや高くなっている。
2023年現在、日本居住の日本人が受け入れている海外の保険会社を紹介してみた。
こうした保険商品は日本ではなく海外にある正規代理店が窓口となり、契約からアフターサポートまでを請け負う事になっている。
なので、具体的なシミュレーションなどに興味があれば、正規代理店に直接問い合わせて聞いてもらえればと思う。
間に紹介者や仲介会社を挟む必要は一切ない。
無駄に人や会社を間に入れると責任の所在が曖昧になったり、コストが余計にかかったりとデメリットが増えるだけである。
海外にある正規代理店と言えど日本人スタッフが在籍しているところもある。
日本人の受け入れやサポート実績が豊富な正規代理店にお世話になる事が重要だ。
どの保険が自分に合致しているか分からない時も、多くの保険会社と提携している正規代理店に直接連絡して相談してみれば良い。
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