本ブログへの流入や問い合わせはRL360(アールエルスリーシックスティ)やInvestors Trust Assurance(インベスターズトラスト、通称ITA)が提供している積立投資商品に関する検索からが多い。
海外積立やオフショア積立と呼ばれる商品だ。
それが何故かなと考えてみれば、巷でこの2つの商品に関するセミナーや勉強会が行われているからだと容易に想像できる。
RL360やインベスターズトラストなどの話をセミナーや勉強会で聞いた時の注意点と行動方法は?
世界は広い。
日本は狭い。
それは金融の世界でも同じである。
世界にはオフショア金融センターと呼ばれ、自国民以外のクライアントも受け入れてくれる国や地域があるが、その世界で提供されているのは積立投資商品だけではない事を知る必要がある。
決して、RL360やインベスターズトラストが提供する商品が悪いと言っている訳ではない。
RL360やインベスターズトラスト含めて良い商品が多々あるのだが、自分に合致した商品が何かを知る必要があるのだ。
どこかの誰かが開催しているセミナーや勉強会に参加して、その流れでそのままズルズルと積立投資商品を契約してしまう人もいたりするが、もしかしたら他の商品で合致するプランがあるかもしれない。
RL360やインベスターズトラストのセミナーや勉強会を開催している人たちは、一つの商品情報だけを叩き込まれている事が多く、オフショア投資の世界を知っている訳ではない。
彼らが知っているのはRL360やインベスターズトラストだけなのである。
それでも、商品概要を正しく伝えていない事も多く問題なのだが…
所謂ネットワークビジネス・マルチレベルマーケティング(MLM)、ねずみ講の体制にして日本市場で活動をしている組織があるのだが、そうした体制下にいる人がセミナーや勉強会を行っているのだ。
そうした人たちがまともな金融知識を持っていると思えるだろうか?
私には思えない。
とある商品の情報だけを又聞きで理解して、それをセミナーや勉強会で伝える。
とても知識が浅く狭い人たちなのである。
とある商品の情報だけを聞いていると言っても、その情報が間違っている事も少なくない。
また、話を盛った営業トークをするケースも多く、契約から数年経ってから、聞いていた話と違うと感じることもあったりする。
営業トークだけは長けているのだ。
そして、こうした体制下で契約をすると、セミナーや勉強会の主催者がアフターサポートを担当することになるのがほとんどなのだが、彼らはアフターサポートには興味がない。
契約後に何かあっても対応窓口が無くなってしまうこともある。
そもそも、こうした商品は日本の金融庁に登録されていないので、勧誘や営業ができない。
セミナーや勉強会を主催している人は金融商品取引法に抵触する可能性が高いので注意が必要となる。
金融商品取引法は販売側を規制しているのだが、20世紀末に日本政府が実施した大規模な金融政策である金融ビッグバンにより、日本人も海外の金融商品を購入する事が合法化された。
販売側は勧誘や営業が規制されているものの、購入することは可能となっているので、海外の金融商品に興味を持ったら、勧誘や営業される事なく、自らの意思で海外の販売代理店に連絡をする必要がある。
オフショア金融センターの投資商品の場合、IFA(Independent Financial Advisor)と呼ばれる海外にある正規代理店に連絡をしなくてはならない。
IFAは総合代理店としての役割も担っている。
多くの保険会社と提携していれば、選択できる商品アイテムも増える。
法的観点や多くの商品の中から自分に合致した商品を契約すると言う側面から、直接IFA=正規代理店に連絡をすることが重要と言えるのだ。
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RL360やインベスターズトラストの積立も良い商品だが、オフショア金融センターの世界はそれだけではない!
RL360やインベスターズトラストに興味を持ったとしても、契約はIFA(Independent Financial Advisor)と呼ばれる海外にある正規代理店に直接連絡する必要がある。
金融商品取引法は販売サイドを規制しているだけであり購入する事は合法となっているので、興味を持ったのならば、自ら海外にあるIFAに連絡する事がポイントとなる。
海外にあるIFAに連絡するとなると勇気が必要と感じるかもしれない。
だが、海外のIFAと言えど、日本人スタッフがいて日本人の受け入れやサポート実績が豊富なところもあるので怖がる必要もない。
IFAはRL360やインベスターズトラストだけを取り扱っている訳でなく、多くの保険会社と繋がりがある。
(繋がりが少ないIFAもあったりするが…)
なので、RL360やインベスターズトラストがきっかけでオフショア投資の世界を知ったとしても、IFAに連絡してみて、自身の考えや予算に合ったプランについて聞いてみれば良い。
その結果、やはりRL360やインベスターズトラストが良いという人もいれば、一括や短期間で支払いが終わるタイプの商品を選択する人もいる。
それなりにまとまった余裕資金が日本国内にある人が積立投資商品を選択するのは非効率と言えるだろう。
オフショア投資の世界はRL360やインベスターズトラストだけでなく、奥が広い事を知ってもらいたい。
その為には、多くの保険会社と提携しているIFAを選択しなければならない。
IFAは正規代理店として契約だけでなくサポートを行う責務がある。
サポートと聞くと事務手続きをイメージする人が多いように感じるが、それだけではない。
もちろん事務手続きもIFAも重要な責務であるが、契約前にクライアントがどの商品がマッチしているかをコンサルティングするのもある意味のサポートと言えるだろう。
そして、契約後に行うアフターサポートがとても重要と言える。
契約後に商品概要について忘れてしまう事もあると思うが、そうした時に再度問い合わせられれば安心できると思う。
また、途中解約や満期後にどのように対応するかを相談するのも大切なサポートとなる。
出口戦略と呼ぶ人もいるが、解約返戻金・満期返戻金をどのように活用するかの戦略を練るのもIFAの大切なサポートと言える。
生活費が枯渇していれば日本に戻すと言う選択肢になるだろうが、そうでなければ、一旦海外に出した資産を日本に戻す事は得策と言えないはずだ。
日本は人口減少・少子高齢化が進行していて、経済がこれから上向く事は考え辛い。
日本円が安くなっているのがその状況を表していると言えるが、価値が下がっている日本円に戻すことはリスクを高めるようなものだ。
なので、解約返戻金や満期返戻金をどのように次なるステップに繋げていくかの戦略を練っていくか、これこそがIFAの大きなアフターサポートでIFAの使いどころとなる。
契約期間が長くなるので、資産承継等も考えながらの話となってくることもあるだろう。
その時の状況に応じた戦略を立案してくれるのがIFAである。
IFAの中にはこうした責務を日本にいる紹介者や仲介会社と呼ばれる人に丸投げして、ネットワークビジネス・マルチレベルマーケティング(MLM)・ねずみ講のような体制にしているのだ。
そして、紹介者や仲介会社がセミナーや勉強会を開催すると言う流れだが、そうした紹介者や仲介会社が真っ当に商品を紹介したり、サポートを行えるとは思えない。
責務を全うしないIFAやその傘下にいる紹介者や仲介会社経由で契約すべきではないのである。
オフショア金融センターには日本にはない優れた商品が多く存在するが、それをどう活用して資産価値を高めて良くはIFA次第。
良きIFAに出逢えれば、資産価値が守られて大きくなっていくはずだ。
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