RL360°などの海外積立投資商品、毎月一定額を拠出して海外に資産を移しながら運用が行える有用な金融商品と言える。
だが、短期間での結果を求めるものではなく、長期継続してこそ価値がどんどん大きくなっていく商品となっている。
そこを理解していなければ、契約すべきではない。
RL360°等のオフショア籍の海外積立投資商品を契約・購入すべきではない人とは?
私自身はオフショア籍の海外積立投資商品を契約・購入するのは肯定派である。
だが、こうした商品についてどこかのセミナーや勉強会で聞いたとしても、全員が全員、契約・購入すべきとは思えない。
途中で解約しては意味がないので、満期まで継続できる意思が必要であるし、意志だけでなくそうした環境が整っているかどうかが重要となってくる。
◆海外の正規代理店(IFA=Independent Financial Adviser)と直接繋がる事ができるかどうか?
RL360°は海外はマン島籍の金融商品である。
日本の金融商品取引法の観点から、日本国内の会社や個人が正規代理店として活動する事は法的に有り得ない。
海外にあるIFA(Independent Financial Adviser)が正規代理店となるが、IFAに自ら連絡して契約をしなくてはならない。
セミナーや勉強会でRL360°等の海外積立投資商品について聞いたとしても、そうしたセミナーや勉強会の主催者が契約行為に関与する事はできない。
間違った商品概要が伝えられている事も多々あり、正規代理店であるIFAに正しい情報を聞く事も重要となってくる。
セミナーや勉強会の主催者がIFAからサポートを丸投げされているケースもあるようだが、そうした人たちが満期まで面倒を見てくれる保障はなく、実際に途中で連絡が取れなくなってしまうケースも多い。
長期契約を完遂するには、日本居住の日本人の受け入れやサポート実績が豊富なIFAに直接連絡する事が必須条件となる。
海外とは言え、日本人スタッフがいるIFAもあるので、実はそれほど難しい事でもない。
◆最低金額での拠出ではなく、余裕を持って運用を行えるかどうか?
オフショア籍の海外積立投資商品を保険会社が設定している毎月の拠出額の最低金額で行おうとする方がいるが、そんな余裕のない金額で行うべきではない。
何かあった時に積立を停止しなくてはいけない状況になってしまう。
積立の停止や減額が可能となっているが、そうした事を行えば運用効率は悪くなってしまう。
そもそも、最低金額であれば減額も出来ないのだが、減額ありきで契約を開始するものでもない。
少なくとも500米ドル以上で拠出すべきである。
◆心配性な人にはお勧めしない!決断力や行動力が必要!
海外積立投資商品に関して、事細かにこんな事も気になるの?っ方がいたりする。
海外の金融商品なので気になる事も多いかもしれないが、そうした方に限ってほとんど自分で調べたりしない。
また、決断力や行動力もなく、誰かに強く背中を押されなければ動けないのであれば契約すべきではない。
こうしたマインドの人たちが長期契約でのゴールを迎えられるとは思えない。
契約方法、契約金額、気持ちの持ち方についての観点からまとめてみたが、こうした点に問題なければ、RL360°等のオフショア籍の海外積立投資商品は将来のあなたを支えてくれる心強い味方になってくれるはずだ。
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コメント
こんにちは。
長期継続できなければ意味がないとのことですが、長期とは具体的に何年以上とお考えになりますか?
「積立商品によって違う」というご回答かもしれませんが・・・
長島賢一 様
こんにちは。
積立商品によっては契約期間が定められたものもありますが、自分で設定できる商品であれば、少なくとも10年は継続すべきです。