RL360°(アールエルスリーシックスティ、旧名ロイヤルロンドン)などの海外積立投資商品は毎月一定額を拠出して、海外に資産を移しながら運用が行える有用な金融商品と言える。
日本にいながら契約可能で、クレジットカードでの引き落としにも対応している。
円安やインフレで日本円リスクが高まっている状況なので、コツコツと海外に資産を移転させる事ができ、ドル建てなどの外貨で資産を持てるのは大きな強みとなってくる。
資産が保全されるのだ。
円安はいつまで続くか分からないが、日本の人口減少・少子高齢化に伴う経済縮小を見ていると長期的に見れば円はまだまだ安くなると思う。
物価高騰で日本全体が苦しんでいるが、世界のインフレ率と比較したらまだまだ日本のインフレ率は低い。
世界は貿易などで繋がっているので、日本も今後は世界的なインフレーションに巻き込まれても不思議ではない。
世界的なインフレに対応する為には世界の基軸通貨である米ドルを持ち、ファンドで運用していく事によりインフレヘッジ策を考えられる。
円 ⇒ 米ドル、米ドル ⇒ ファンドの形で運用されるので、ドルコスト平均法が効果を発揮し、リスクを軽減しながらリターンを求めていく事ができる。
しかし、ドルコスト平均法を活用する事もあり、短期間での結果を求めるものではなく、長期継続してこそ資産価値がどんどん大きくなっていく商品となっている。
そこを理解していなければ、契約すべきではない。
RL360°等のオフショア籍の海外積立投資商品を契約・購入すべきではない人とは?
RL360°などの海外積立投資商品についてはインターネットで否定的な書き込みもみられるが、私自身はオフショア籍の海外積立投資商品を契約・購入するのは肯定派である。
否定的な書き込みをする人は短期間で結果を求めている人が多い。
短期間で結果を出せなかった人が不平不満を書いている傾向にある。
手数料が高いと言う人もいるが、短期で考えていると確かに手数料は高い。
また、短期で解約すると解約返戻金率も低いので、リターンは小さい。
こうした短期的な思考な人が海外オフショア籍の積立投資について否定的な考えをインターネットなどで書いてしまっている。
短期で途中で解約しては意味がないのだ。
満期まで継続できる意思が必要であるし、意志だけでなくそうした環境が整っているかどうかが重要となってくる。
RL360°などの海外積立投資商品は友人や知人からの紹介や、どこか誰かが開催しているセミナーや勉強会で聞いて知る人が多いと思うが、良い話だとその場で感じても、全員が全員、契約・購入すべきではない。
また、契約・購入したいと思っても、そうした友人・知人などの紹介者やセミナーや勉強会を開催している会社経由で契約・購入すべきではない。
◆海外の正規代理店(IFA=Independent Financial Advisor)と直接繋がる事ができるかどうか?
RL360°は海外はマン島籍の保険会社である。
日本の金融庁に登録されていない会社・商品なので、日本の金融商品取引法の観点から、勧誘や営業、販売は出来ない事になっている。
その為、日本国内の会社や個人が正規代理店として活動する事は法的に有り得ない。
これは販売側を規制している法律であり、RL360°に興味があれば、海外にある正規代理店に直接連絡すれば契約・購入は認められているのだ。
海外にある正規代理店は一般的にIFA(Independent Financial Advisor)と呼ばれている。
なので、海外にあるIFAに自ら連絡して商品概要を聞いてから契約・購入と言う流れになる。
海外の保険会社も直接クライアントを受け入れる仕組みにはなっておらず、IFAが契約からアフターサポートまでを担当する事になっている。
海外IFAと聞くと身構えてしまう人もいるかもしれないが、日本人スタッフがいる海外IFAもあるので、それほど緊張する必要もない。
以上の事を踏まえて、セミナーや勉強会でRL360°等の海外積立投資商品について聞いたとしても、そうしたセミナーや勉強会の主催者は金融商品取引法の観点から契約行為に関与する事はできない。
もちろん、友人や知人でも同じ事。
紹介者や仲介会社と呼ばれる立場の人たちであるが、IFAによってはコンプライアンスを無視してネットワークビジネス・マルチレベルマーケティング・ねずみ講のような形で日本市場を開拓していたりする。
こうした体制になっていると情報が又聞きになるので間違った商品概要が伝えられている事も多々あり、強引に契約させようと話を盛って営業トークしてくる事もある。
契約後数年が経ち、「聞いていた話と違う!」と憤る人が少なくない。
こうなると長期契約するのがむずかしくなってしまう。
しっかりと商品概要を理解する為に、正規代理店であるIFAに正しい情報を聞く事が重要となってくる。
また、セミナーや勉強会の主催者が仲介会社となってしまうと、IFAはその仲介会社にサポートを丸投げするケースがほとんどだ。
セミナーや勉強会を紹介した人がサポート担当となる事もある。
そうした人や会社は商品理解が乏しいのでアフターサポートも杜撰になる。
また、責任感がないので満期まで面倒を見てくれる保障はなく、実際に途中で連絡が取れなくなってしまうケースも多い。
アフターサポートが満足に受けられない状態になれば、やはり契約を満期まで維持する事はむずかしくなってしまう。
間に入る人や会社が増えれば増えるほど責任の所在は曖昧になる。
RL360°は短期契約ではなく長期契約でこそ結果が生まれるので、そこを理解して、契約はシンプルに責任感持ってクライアントと直接向き合ってくれるIFAを選択しなければならない。
長期契約を完遂するには、日本居住の日本人の受け入れやサポート実績が豊富なIFAに直接連絡する事が必須条件となる。
RL360°を契約・購入するにはどのように契約するかが重要なポイントとなる。
意味のない紹介者や仲介会社経由でしか契約できないような状況であれば、購入すべきではない。
法的にも問題となる可能性が高い紹介者や仲介会社に個人情報を渡すべきでもない。
個人情報は契約に直接関与するIFA=正規代理店だけに渡すようにしなくてはならない。
◆最低金額での拠出ではなく、余裕を持って運用を行えるかどうか?
Rl360°などのオフショア籍の海外積立投資商品を、保険会社が設定している毎月の拠出額の最低金額で行おうとする方がいるが、そんな余裕のない金額で行うべきではない。
何かあった時に積立の停止や解約をしなくてはいけない状況になってしまう。
こうした海外積立投資商品は積立の停止や減額が可能となっているが、そうした事を行えば運用効率は悪くなってしまう。
手数料のベースは契約時に設定した契約期間と積立期間が基準になるので、途中で積立の停止や減額をすると、手数料比率が上がってしまうのだ。
そもそも、最低金額であれば減額も出来ないのだが、減額ありきで契約を開始するものでもない。
少なくとも500米ドル以上で拠出すべきである。
余裕資金が無い人が投資・資産運用を考えるべきでもない。
そうした状態で投資・資産運用を行うと投機・ギャンブルとなってしまう。
先ずは仕事やビジネスで種銭を作る事から考えなくてはならない。
◆心配性な人にはお勧めしない!決断力や行動力が必要!
RL360°などの海外オフショア籍の積立投資商品に関して、事細かにこんな事も気になるの?っ方がいたりする。
海外の金融商品なので気になる事も多いかもしれないが、そうした方に限ってほとんど自分で調べたりしない。
人の情報やインターネットの書き込みが気になってしまう。
特にネガティブな情報だけが気になってしまう傾向にある。
そうしたマインドの人は契約しない方が良いと思う。
また、決断力や行動力もなく、誰かに強く背中を押されなければ動けないのであれば契約すべきではない。
こうしたマインドの人たちが長期契約でのゴールを迎えられるとは思えない。
契約方法、契約金額、気持ちの持ち方についての観点からまとめてみたが、こうした点に問題なければ、RL360°等のオフショア籍の海外積立投資商品は将来のあなたを支えてくれる心強い味方になってくれるはずだ。
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コメント
こんにちは。
長期継続できなければ意味がないとのことですが、長期とは具体的に何年以上とお考えになりますか?
「積立商品によって違う」というご回答かもしれませんが・・・
長島賢一 様
こんにちは。
積立商品によっては契約期間が定められたものもありますが、自分で設定できる商品であれば、少なくとも10年は継続すべきです。