オフショア投資・海外資産運用について何も知らないのに胡散臭いとか、詐欺とか思う人がいる。
色々な人と話したり、メッセージをやりとりして感じたその思考パターンをまとめてみた。
「日本にあるものが全て」という思考を取り外せ!
オフショア投資の話、数年前までは知っている人が少ないマイノリティな世界であったが、今では寧ろ耳にしたことがある人の方が多いと感じる。
しかし、実際にオフショア投資を実践している人はと言えば、今でもマイノリティだ。
そこには、オフショア投資・海外資産運用は胡散臭いと考えている人が多いことが関係している。
しっかりとIFA(Independent Financial Adviser)を選択さえすれば、そうした胡散臭さは消えるはず。
そうしたIFAに出会えていないことが一番の問題点である。
◆紹介している人や会社の問題
日本国内でオフショア投資を紹介している人や会社があるようだ。
こうした会社が胡散臭ければ、イコールでオフショア投資自体も胡散臭いと思われてしまうのだろう。
オフショア投資は日本ではなく海外での資産運用である。
直接海外のIFAに問い合わせて聞いてみれば良い。
IFAは販売代理店でありサポート業務を行う会社。
日本語が話せるスタッフや日本人が在籍しているIFAも存在する。
◆日本の金融庁に登録されていない
日本の金融庁に登録されていないから胡散臭い、詐欺だと思う人がいるようだ。
海外の金融商品なので、日本の会社ではなく、日本人に直接営業している訳ではないので、販売側としては金融庁に登録する必要がない。
海外の人たちが資産運用を行う時にはもちろん、金融庁に登録されているかどうかなど判断材料に入らない。
海外の一般投資家は日本の金融庁など知らないはずだ。
一方、金融庁に登録されていないので日本国内での勧誘・営業はできない。
その為、正しい情報量が少なく、オフショア投資に対して間違った感情を持ってしまうのかもしれない。
興味があるのなら、直接、販売代理店でありサポート業務を行うIFAにコンタクトを取って聞いてみればよい。
金融知識、商品知識、そして法的知識があるIFAを選択すれば、こうした気持ちは払拭されることだろう。
◆成績の問題
金融商品なのでリスクもある。
右肩上がりに一直線に伸びていく訳ではない。
特にオフショア積立投資は長期間積み立てることによって利益が期待できる商品。
スタート時は手数料も高めとなっており(長期的に手数料は希釈されていく)、利回りも出にくい。
一番最初に書いた、間に入っている人や会社の問題にも関連するが、毎年10%以上の利回りが出ると説明している人もいるようだが、そんなことはない。
もちろん10%以上の数字が出る年もあるが、マイナスになる年もある。
そうしたことを繰り返しながら、長期的に利益を出していくのが積立投資のスキームだ。
この点の考えについても、ポートフォリオサービスを請け負ってくれるIFAに聞いてみて、良いかどうかを判断すべきだ。
まとめてみると、日本国内のものが全てという考えがある人が、何故か海外のものとなると拒絶反応を示す。
日本人も海外を見ろとよく言うが、金融の世界でも全く同じである。
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