2022年にサンライフ香港(Sun Life hk)から上市された貯蓄型保険商品のステラ(Stellar)。
サンライフ香港の貯蓄型保険商品と言えばヴィトクリー(Victory)があるが、どちらを契約すべきだろうか?
比較検証してまとめてみた!
サンライフ香港の貯蓄型保険商品ヴィトクリーとステラの商品比較!
サンライフ香港のステラとヴィクトリー、個々についてまとめたコンテンツは以下のページを参考にしてもらえればと思う。
↓ヴィクトリー↓
↓ステラ↓
共に貯蓄型保険商品となっているが、その相違点はどこにあるだろうか?
ヴィクトリー (Victory) |
ステラ (Stellar) |
|
契約可能年齢 (契約時の被保険者年齢) |
0~80歳 | |
支払期間 | 一括(全期前納)/ 5年/10年 |
一括(全期前納)/ 2年/6年/12年/18年 |
被保険者年齢 | 0~80歳 | |
保証期間 | 被保険者が120歳まで | |
契約者/被保険者の変更 | 何度でも可能 (被保険者が120歳になるまで) |
|
証券分割 | 不可 | 可能 |
法人契約 | 不可 | 可能 |
投資先 | 債券:株式= 25~80%:20~75% |
ESG投資 債券:株式= 25~80%:20~75% |
損益分岐点(確定のみ) | 14年 | 15年 |
損益分岐点(非確定含む) | 8年 | 7年 |
日本にいながら契約できるスキームがあったり、クレジットカードで引き落としができたり、健康診断が不要であったりetc、基本的に共通する部分は表から除外している。
何が異なるかと言えば、先ずは運用手法が挙げられる。
ヴィクトリーは債券と株式の投資比率が決まっているだけであるのに対し、ステラはESG投資に特化している。
運用方法として差があるのだが、損益分岐点の比較をすると興味深い。
確定のみを見るとヴィクトリーが早く達成するのに対し、非確定部分も含むとステラが早く達成する事から、ヴィクトリーは確定保証を重視する傾向にあり、ステラの方は運用の最大化を目指す商品と言える。
次に異なる点は、ステラは証券の分割や法人契約ができる点である。
ヴィクトリーもステラも契約者や被保険者を何度も変更可能なので、子供、そして孫へと資産承継できるようになっているのだが、ステラは証券の分割ができるので、複数人のお子さんがいる場合に資産承継がしやすいと言える。
また、ステラは法人契約もできるので、複数の役員退職金を構築したい時に利用価値が高いと言えるだろう。
ステラの方が後発な分だけ、自由度が広い設計になっているのだと思う。
まとめてみると、安定感ある運用を目指すのであればヴィクトリー、より積極的な運用や複数人への資産承継や法人での契約、法人で複数の役員退職金を構築したいのであればステラを選定すれば良いのかなと思う。
具体的にどちらが良いかを決定するには、香港にあるサンライフ香港の正規代理店に直接問い合わせてシミュレーションをしてもらいながら決めていけば良い。
正規代理店はIFA(Independent Financial Adviser)と呼ばれているが、香港の保険業を管理監督する香港保険業監管局に登録されている会社がIFAとなる。
そして、日本人スタッフがいて、日本人の受け入れやサポート実績が豊富なIFAを選定して直接お話を聞いてもれればと思う。
⇒ ご質問やご相談、正規代理店(IFA)選定でお悩みの方はこちらから。
コメント