RL360°(旧名ロイヤルロンドン360°)やインベスターズトラスト(Investors Trust)などの積立投資商品には、毎月の拠出金の最低金額が設定されている。
しかし、その最低積立金額で契約を行う事は得策ではない。
オフショア積立投資を500USD以上で行った方が良い3つの理由とは?
オフショア積立投資商品、毎月の積立金額はRL360°のQuantum(クォンタム)は320USD以上、インベスターズトラストのEvolutionなら100USD以上となっている。
だからと言って、この最低金額で投資する事はお勧めではない。
①ボーナスや手数料
オフショア積立投資商品は、ボーナスが付与される仕組みとなっている。
契約金額が低いとボーナスがもらえなかったり、その割合が少なかったりする。
また、プラン手数料など固定で差し引かれる手数料があり、契約金額が低ければ手数料割合がそれだけ上がってしまう。
②分散投資
オフショア投資は分散投資できるツールとして有用性が高い。
先ず、海外の投資商品なので、日本以外で資産を構築できる手法である。
日本にいながらクレジットカードを使って海外に資産を移し、毎月引き落としした金額は複数個のファンドによって運用が行われる。
ファンドは株式、債券、金など、ポートフォリオを組んで、ここでも分散投資が行われる。
だが、金額が少なければそのメリットは小さくなる。
毎月焼き鳥屋に行くとして、同じ焼き鳥を1本だけちまちまと食べるのでなく、盛合せにしたり、数種類注文した方が楽しめるのと同じである。
③IFAのサポート
そもそも、最低投資金額での受け入れをしていないIFAも多い。
金額が少なければ、投資家のメリットがないと理解しているからである。
また、最低投資額の客を相手している余裕はないという、サポートの側面(本音)もあるはずだ。
富裕層のお客さんも多く抱えているIFA、そうしたお客さんのサポートを考えれば、最低投資金額のお客さんに対して同じようにサポートをするのは経営的に不可能である。
最低投資額の顧客を受け入れていないIFAはケチではなく、サポートを重視しているのである。
逆に、最低投資金額の顧客を受け入れているIFAの場合、どこまでサポートしてくれるかをしっかりと吟味する必要がある。
毎月500USD以上×10年以上でないと受け入れていないIFAが実際に多い。
また、投資は余裕資金で行うものだが、「毎月500USD以上×10年以上」を積み立てられる余裕がないのであれば、無理にオフショア投資を行う必要もないと思う。
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