オフショア地域に登録されている金融商品はIFA(Independent Financial Adviser)と呼ばれる正規代理店を通して契約する事になる。
IFA(Independent Financial Adviser)を選択する時のメリット・デメリット!
オフショア投資でIFAを通すメリットは何ですか?と質問を受けた事がある。
そもそも、オフショア投資は正規代理店であるIFAを通して契約するものなのでメリットもデメリットもないのだが、しっかりとIFAの選定を行わないとデメリットと感じてしまう局面がやってきてしまう可能性がある。
IFAの選定ポイントを上げてみたい。
◆金融当局に登録されているIFA
日本から近いオフショア地域と言えば、香港やシンガポールになるが、香港なら香港、シンガポールならシンガポールで登録されているIFAである事は絶対条件となる。

◆金融知識や法的知識に長けているIFA
金融知識はあって当然だが、オフショア地域、そして日本の法律知識をしっかりと有しているIFAでなければならない。
◆日本人スタッフがいるIFA
英語ができる人は日本人スタッフの存在の有無は気にならないかもしれないが、日本人スタッフがいないIFAはどうしても日本の法律には疎くなってしまう。
◆日本人以外のクライアントも持っているIFA
日本人だけ、日本人主体のクライアントを持っているIFAではなく、アジア・世界に顧客を持っているIFAを選択すべきである。
日本人を受け入れNGにする金融商品が増えており、日本だけを相手にするIFAは経営的にリスクを持つ事になる。
◆多くの国や地域の商品を扱っているIFA
日本人がオフショアと聞くと香港をイメージする人が多いと思うが、香港の商品だけでなくマン島やケイマン諸島など、世界のオフショア金融商品を扱っているIFAを選択すべきである。
選択できる商品の幅が広がり、自分に合った商品を選択できる。
IFAの経営面的にもリスクを軽減できるので、安定したサービスを提供できる。
◆契約終了までサポートをしっかりと行ってくれるIFA
IFAの業務は契約だけでなく事後サポートまでが含まれる。
だが、事後サポートをどこかに丸投げしてしまうIFAもあるようだ。
最後までしっかりとサポートしてくれるIFAを選定しなくてはならない。
その為には現時点でのサポート力と共に、会社の経営リスクを排除しているかどうかっといった、先述したポイントも重要な要素となってくる。
オフショア金融商品は素晴らしいものが多いが、サポートが杜撰で悲しい思いをしてしまう人もいる。
これがオフショア投資、IFA選定で感じるデメリットと言える。
逆に言えば、IFAの選定さえ間違わなければ良いのである!
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