海外オフショア投資は円安ドル高or円高ドル安のどちらが優位なのか?物価高・インフレーション対策も考える必要あり!

オフショア

2022年は20年ぶりに1ドル130円を記録するなど、マスコミでも大きく為替に対する報道がされている。

円が安くなればオフショア投資に対してネガティブな見方だけをする人が増えているが、果たしてそうなのだろうか?

円安・円高のメリットデメリットは見方次第になるが、今後もまだまだ円安になる可能性があり、インフレヘッジを考える必要もあり!

海外オフショア投資を行っている人にとって、為替変動は気になる要素の一つと言える。

それが優位になるか不利になるかは考え方次第だ。

【メリット】
・円安になれば、日本円での資産価値(時価総額)が増える。
・円高になれば、毎月の拠出額を安く抑える事ができる。

【デメリット】
・円安になれば、毎月の拠出額が増える。
・円高になれば、日本円での資産価値(時価総額)が減る。

一番良いのは拠出時(投資時点)が円高で、その後に円安になっていく事だろう。

だが、為替がどのように動くかなどは誰にも分からない。

また、1ドル130円前後で円安水準と考えている人が多いと思うが、果たしてそうなのだろうか?

(世界経済のネタ帳より)

東日本大震災後に1ドル76円25銭を記録していて円が高かった時期があり、そこから戻しているので円安に感じている人が多いと思う。

だが、実際にドル円の推移をみると、1985年のプラザ合意以降、大きなレンジの中にいると思える。

私は10数年前から1ドル150円を超えてもおかしくないと思っていて、私と会ったことがある人はその発言を覚えていると思うが、日本の人口動態や政治経済力を見ていると、150円を目指す動きが本格化するのでは?と思えてきた。

1ドル150円に達すれば、大きな流れの中でも上値のレンジも超えていくので、明確に円安と言えるのではないだろうか?

 

日本を取り巻く環境で問題視されているのは円安だけでなく、物価高もある。

所謂、インフレ。

インフレに対応するにはインフレ率以上の利回りで資産を増やしていかなくてはならない。

タンス預金や銀行にお金を寝かせているのは論外だが、日本の保険会社などが提供する商品でインフレ率以上の数字を出せるものはほぼない。

今まではそれほど物価が上昇しておらず気にしなった人たちも多いように感じるが、今のインフレで資産運用に目を向ける人が増えているように感じる。

また、日本のインフレ率は世界基準で考えれば高くもないので、今後も日本のインフレが進む可能性がある。

世界の場合は物価上昇と同時に給与水準も上がっているのだが、日本の場合は給与水準は20世紀末とそれほど変わっていない一方で増税などにより可処分所得が減っているのが大きな問題だ。

スタグフレーションと呼ばれる景気が後退していく中で起こる悪いインフレーションの状態となっている。

このスタグフレーションに対応する為には、しっかりとした利回りのある金融商品で資産価値向上を図っていかなくてはならないが、残念ながら日本の保険会社・金融機関が提供する商品で対応できるものはないと思った方が良いだろう。

海外の保険会社であれば、年利4%以上を出せるものもある。

年利4%とは、複利運用する事により18年で資産が2倍になり、36年で4倍になるので、インフレヘッジができる。

(2022年の金利上昇により、利回り6~7%へと向上している!

利回り6%で計算すると、12年で資産が2倍、24年で4倍、36年で8倍になるイメージだ。)

為替は今後も円安に振れる可能性があると思うが、多少円高になったとしても、その資産価値は十分にカバーできる商品と言える。

多少の円安により身動きが取れなくなってしまったと考える人もいるようだが、そんな事はなく、まだまだ対処できる方法はある。

もちろん、早め早めに行動すれば更なる円安に振れる前に契約できるだろうし、それより何より、早く運用を開始でき、早く複利運用をスタートできるメリットが生まれる。

行動する事がメリットを呼び込み、行動しない事でデメリットを被ると考えるべきではなかろうか?

サンライフ香港Victoryヴィクトリーの商品概要や特徴・評価を検証!長期積極運用型の前納可能複数年払い貯蓄型保険商品!
サンライフ香港の前納可能複数年払い貯蓄型保険商品「Victory(ヴィクトリー)」の商品概要について分析・検証してみた。積極運用型金融商品だが、市場状況を見ながら債券/株式の比率を変えたポートフォリオを組むので、ある程度の安定感もある金融商品と言える。

⇒ ご質問やご相談等はこちらから。

コメント

タイトルとURLをコピーしました