RL360°(アールエルスリーシックスティ、旧名ロイヤルロンドン)やInvestors Trust(インベスターズトラスト)などが提供しているオフショア積立商品は、積み立てた金額をファンドで運用していくシステムとなっている。
200種類ほどあるファンドリストから10種類までを選択して運用が行われる。
オフショア積立投資商品のポートフォリオ管理は誰がどのように行う?そのメリット・デメリットは?
オフショア積立投資商品のポートフォリオ管理(ファンド選定)は誰がどのように行うのだろうか?
①自分自身で行う!
②IFA(正規代理店)に一任する!
③外部の投資顧問会社などに依頼する!
方法としてはこの3つに大別される。
各々のメリット・デメリットを見ていきたいと思う。
①自分自身で行う!
オフショア積立投資のポートフォリオはIFAが行うものと思っている人が多いようだが、自分自身で行う事もできる。
自分自身で行えば、IFAに支払っている手数料が不要になるメリットがある。
だが、実際に自分自身でファンドを選定するのは簡単ではない。
ファンド選定すると時間を費やすのはもちろんだが、精神的疲弊も大きなり、仕事やプライベートに影響を及ばすケースもある。
日本人は自分自身でファンド選定している人は少ないようだ。
②IFA(正規代理店)に一任する!
IFAに一任すると手数料が徴収されるものの、精神的な疲弊度は無くなる。
どのIFAが成績が良いかと考えている人もいるようだが、IFAによって強い局面・弱い局面があり、長期契約すればどのIFAを選択してもそれほど数字は変わらなくなってくるだろう。
成績が悪くなったタイミングで他のIFAへの移管を考えると、そのタイミングでそのIFAが成績が悪くなると言う悪循環に陥ってしまう。
IFAの移管歴は残るので、IFAの移管を繰り返していると落ち着きのないクライアントと見られてしまい、どのIFAも受け入れてくれなくなってしまう。
こうした事から、成績よりもサポート面を重視してIFAは選択すべきと言える。
③外部の投資顧問会社などに依頼する!
ポートフォリオ選定を自分でもなく、契約したIFAでもなく、国内外の他の投資顧問会社などに依頼する事もできる。
自分自身でそうした会社を選べれば問題ないが、もちろん手数料が必要となってくる。
また、商品そのものを契約しているIFAとポートフォリオ管理をお願いしている会社が異なると、自分自身の管理が大変だ。
個人情報もあまり多くの会社に出すべきではないだろう。
何故か、自社内ではポートフォリオ管理を行わない会社があるようだが、私ならそうした会社でそもそもオフショア投資の契約を行わない。
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