オフショア金融商品を提供するプロバイダーは保険会社であるケースと信託会社であるケースがある。
選択するならどちらが良いのだろうか?
保険会社は多くのIFAが提携をしており信頼性が高いと言える!
日本居住の日本人が契約できる金融商品は限定されているが、それらの商品を提供するプロバイダーを保険会社か信託会社かで層別してみたい。
保険会社 | 信託会社 |
・RL360° (アールエルサンロクマル) ・Investors Trust (インベスターズトラスト) ・Sun Life (サンライフ) ・CTF Life (シーティエフライフ) |
・Metis Global (メティスグローバル) ・Cornhill (コーンヒル) ・Premier Trust (プレミアトラスト) |
*CTF Lifeは2024年にFTLifeから社名変更した保険会社。
2012年に日本居住の日本人の受け入れを停止したものの、多くの日本人が加入しているFriends Provident(フレンズプロビデント)も保険会社である。
さて、同じような商品で悩んだ場合、保険会社or信託会社のどちらの商品を選ぶべきなんだろうか?
私はズバリ、保険会社が提供する商品を契約する事をお勧めする。
信託会社は保険会社と比較して簡単に作れるのだが、それだけ保険会社と比較して信頼性が高くないと判断できる。
保険会社は多くのIFA(Independent Financial Advisor)と提携しているケースが多いが、信託会社はIFAとの提携数が少ないことがほとんどだ。
ほとんどのIFAが提携する保険会社、ほとんどのIFAが提携をしない信託会社、それ自体が信頼性を表していると言える。
信託会社は1社のIFA紐付きで提携している事も多いが、これは契約後にサポートなどに不満があっても移管ができないので、お勧めできない。
保険会社で提供している商品がある限り、信託会社の商品を無理に選択する理由は見当たらないので、信託会社の商品を契約する事を私はお勧めしない。
見方を変えると、多くの保険会社と提携しているIFAはそれだけ多くの保険会社から信頼されていると言える。
そして、多くの保険会社と提携していれば、それだけ商品の知識が豊富になり、優れた金融知識を持つIFAへと成長していく。
どの保険会社のどの商品が良いのだろうかと悩んだ時には、多くの保険会社と提携しているIFAに相談してみれば良いだろう。
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