中学の授業で銀行の金利はインフレ率に比例していると習ったと思う。
お金を持っているだけ(タンス預金)ではインフレに対応できないが、銀行に預けておけば金利によって相殺してくれると。。。
だが、今の日本は超低金利なのでインフレ対策にそもそもならない。
物価が上昇していない日本で海外を活用して運用する事は大きなメリット!
海外によく行く人は感じていると思うが、日本の物価は安い。
海外で食事をすると、ローカルなお店でもそれなりの値段となっている。
東南アジアなど、日本と比較して物価が安いところももちろん多いが、行く度に物価が上がっているなと感じる。
一方の日本は物価がそれほど上がっていない。
バブル崩壊後、21世紀になってからはデフレ期も長く、それほど物価の変動は感じられない。
消費税が増税されているので、その分物価が上昇したと捉えなければならないが、それでも海外と比較すればゆっくりとした物価上昇率だと思う。
この海外と日本の物価上昇率の格差、日本に住んでいる日本人にとってはメリットであるはずだ。
日本で資産運用をしようにも、日本の経済状況がベースになるので、資産価値を上げていくのは困難だ。
日本国債が一番のポイントになってくるが、国債の利回りがとても低くマイナス金利にもなっている状況なので、日本は投資環境として優れていない。
イコールで物価がそれほど上昇していないと言えるのだが、そうした日本で暮らしていながら、海外の投資環境を利用出来たらプラスとなる。
海外に住んでいる人はその国の物価上昇率を基準に投資・資産運用を行っていかなければならないので、その分、日本に住んでいるより不利な状況となる。
香港など、海外の資産運用商品で安定的に4%程度が確保されている商品があるが、海外では物価上昇を加味する分、実質的な利回りは下がるが、物価がほぼ上昇していない日本の場合、ほぼそのまま資産価値として4%分を得る事ができる。
(2022年の世界的な金利上昇により、利回り6~7%へと向上している!)
見方を変えてみると、仮に日本で物価が上昇していったとして、日本の生命保険などは死亡保障が確定されている分、資産価値は目減りしていってしまう。
海外の生命保険は運用によって死亡保障が上昇していくので、インフレ対策が講じられた商品設計になっている。
日本に住んでいて、物価が上昇しないのであれば海外の運用商品を活用するのは大きなメリットになり、物価が上昇したケースでは、日本の金融商品で対策ができるとは思わない。
どちらにしても、日本に住んでいて真剣に将来の資産価値を考えるのであれば、海外を活用するのが望ましくなってくるのである。
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