学資保険の契約に興味があるものの、日本の学資保険を見ていると利回りが低過ぎてドン引きしている人が多いと思う。
海外にも学資保険があり、日本の学資保険よりも利回りが良いのだが、学資保険そのものに入るよりも貯蓄型生命保険や他の金融商品に加入して代替した方が良い。
その理由とは?
学資保険はトータルバランスで選ぶべし!
日本国内の学資保険は利回りが低い。
低いと言うが低過ぎる。
学資保険に限った話ではないが、日本の保険会社などの金融機関が提供している金融商品は1%程度の利回りが出れば良い方だ。
日本の金融機関は超低金利の日本国債を購入させられているので仕方ない。
保険会社からしたら仕方ないと言えるかもしれないが、インフレが起こったら実質的にマイナスになるような保険商品をわざわざ購入する理由は何もない。
それでも、お子さんの将来を思って学資保険を契約したいと思い、海外に目を向ける人もいたりする。
海外の保険会社は日本国債に縛られる事なく自由に商品を組成できるので、日本の保険会社とは比較にならないほどの利回りの保険商品が上市されていたりする。
海外にももちろん学資保険があり、日本の学資保険よりも利回りが良いのだが、学資保険で契約すると色々と縛りがあるので他の保険商品・金融商品で代替した方が良いと思う。
と言うのも、海外の学資保険は日本の学資保険よりも利回り良く4%程度で回っているのだが、これは他の海外の保険商品や金融商品、例えば貯蓄型生命保険等の方が利回りが良い。
学資保険と言えど18歳以降も契約が継続できる貯蓄性のある商品もあるが、ならば純粋に貯蓄型生命保険に加入しておいた方がバランスが良いのだ。
貯蓄型生命保険は一時引き出しができるので、教育費用が必要になった段階でその分を引き出せば良いという戦略が取れる。
引き出した後でも証券に資産が残っていれば、残った分でそのまま運用してもらえるのだ。
具体的に見てみると、サンライフ香港社が提供してる貯蓄型保険商品Sunjoy Global(サンジョイ・グローバル)というプランがある。
貯蓄型保険商品であるが、学資保険としても有用なプランとなっている。
この商品は以下のようにリターンがシミュレーションされている。
◆10年目:140%
◆12年目:149%
◆15年目:191%
◆20年目:279%
◆25年目:394%
◆30年目:551%
日本の保険商品では考えられないようなリターンになっていると思う。
大学用の教育費をイメージして考えてみよう。
お子さんが赤ちゃんや3歳未満の幼児期に契約しておけば15年以上の期間が取れる。
15年後には191%のリターンとなっていて、2倍近い利回りとなっているのだ。
日本の学資保険に入るのがバカバカしくなってくるはずだ。
小学校入学時に加入したとしても12年の時間が取れる。
12年でも149%のリターンとなるので、学資保険としては十分な数字と言えるのではないだろうか?
この商品は何度も解説しているが学資保険ではない。
なので、学資保険として活用しなくても良い。
特待生など学資無料で入学できたり、将来的に日本も全ての学校が学費無料となるかもしれない。
そんな時は、この商品をそのまま継続しておけばよい。
将来的な結婚費用や子育て費用など、何に使っても問題ない。
30年後には25年後には394%、30年後には551%となるので資産価値が純粋に大きくなっていくのだ。
お子さんが2人いた場合に証券を2つ契約するか、1つに集約するかも自由である。
将来的に証券を分割する事もできるのだ。
また、契約者や被保険者を何度も変更する事が可能なので、学資保険として使わなかったらお子さんに証券をプレゼントする事も可能となっている。
利回りはもちろんだが、これほどまでに自由度が高い保険商品は日本では見つけられない。
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海外の保険商品と言えど日本にいながら契約できる!
こうした海外の保険商品は海外にあるIFA(Independent Financial Advisor)と呼ばれる正規代理店が契約からアフターサポートまでを担当する事になっている。
海外の保険会社は自社で顧客を直接的に受け入れてはおらず、IFA=正規代理店が契約からアフターサポートまでを請け負う事になっている。
海外の保険会社なので日本にIFA=正規代理店は存在しない。
海外にあるIFAに連絡する必要があるのだが、日本人スタッフがいるIFAもあるので、それほど心配する事はない。
契約も日本にいながら可能なスキームもあり、銀行送金やクレジットカードでの引き落としにも対応しているので海外に渡航する事なく契約を完結できる。
日本人スタッフがいて、日本人の受け入れやサポート実績が豊富なIFAであれば、全てをサポートしてくれるので安心できる。
今回はサンライフ香港社の貯蓄型保険商品Sunjoy Global(サンジョイ・グローバル)を学資保険の代替プランとして紹介したが、それ以外にもSavings Planと呼ばれる積立投資商品や支払期間や満期のタイミングが選べるサンライフ社のコミットメントのような商品を選択する方法もある。
学資保険が必要で準備しなくてはならないは分かるが、学資保険専用ではなく、トータルで考えてフレキシブルに対応できる金融商品を選択した方が良いのではないかと思う。
ご予算や将来的な必要と思われる金額、お子さんの年齢など、個々によって状況は異なってくる。
もちろん、考え方も色々だ。
そうした個々の状況に対応してプランニングしていく事が重要である。
海外の金融商品はIFAと呼ばれる正規代理店が契約からアフターサポートまでを請け負う事になるので、こうした相談は直接IFAに連絡して自分に合った商品やプランを相談してみるのが一番良いと言える。
契約する商品はスキームは個々によって異なるので、実際にIFAを会話をしながら商品を決めていけば良いと思う。
具体的にシミュレーションしてもらって数字を見た方が理解が深まる事は間違いない。
IFAは学資保険専用の正規代理店ではない。
多くの保険会社と提携している独立型のアドバイザーと言える。
学資保険を契約したくても学資保険に固執せずに自由度が高い商品を選んだ方が良いと説明してきたが、家族や個々の人生をトータルで考えた方が良い。
そうした視点からアドバイスやサポートをしてくれるのがIFAと言える。
付き合い始めるのは学資保険かもしれないが、世界の金融や商品の知識や情報に精通しているIFAと付き合えるようになれば、家計全体の良きアドバイザーになってくれるはずだ。
円安やインフレに苦しんでいる日本だが、資産をどう保全して資産価値を高めていくかを深く考えていかなければならない時代となっている。
そうした意味では日本に特化した金融機関や保険会社よりも海外のIFAでお世話になった方が良いだろう。
学資保険だけでなく日本円リスクやインフレヘッジに対応していきたければ、日本ではなく海外を活用するしかない時代になっているはずだ。
冷静に考えれば、学資保険はもちろんのことだが、日本国内の金融商品や保険商品で真っ当な商品が無い事は分かるはずだ。
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