私の友人で日本製品を海外へ輸出したいと考えている人がいる。
私のネットワークで、香港の役人に話を聞いてみた。
1社だけきても相手にしない
私の友人はダイレクトに小売店、卸などのバイヤーを探したいようだ。
しかし香港の役人に言わせると、1社だけで来ても相手にされないので、「複数社で来るか展示館に出ろ!」とのことだった。
香港の商習慣で、複数社で比較検討しないと最終決定を下さないとのことである。
その商品はMade in Japanの日本製品。
既に海外に出て周知されており、絶対評価としては申し分ない。
しかし、最終的には相対評価で契約を結ぶ事になるらしい。
IFAも比較評価すべきでは?
この話を聞いて、香港でのオフショア投資をイメージした。
税率の低い地域を利用するオフショア投資、投資環境としては申し分ない。
ここまでは多くの日本人も気付いているようだ。
しかし、ここからは人の言われるままではないだろうか?
知り合いの紹介や、とあるセミナーに参加してそれらの人が紹介するIFAと契約する。
ここで相対比較をしているのだろうか?
香港には200以上のIFAがある。
日本人を受け入れているIFAも20以上あると言われている。
それらを検討して、自分にあったIFAを選ばなければならない。
知り合いのIFAやセミナーで紹介されたIFAは確かにいいのかもしれない。
しかしそれは、その知り合いやセミナー主催者にとって良いと言うだけの話。
あなた自身にマッチするかどうかはわからない。
せービス内容にはスタッフの性格も含まれるから、相性も存在するはずだ。
IFA一覧を香港SFCで公開している訳ではないが、調べてみれば幾つかのIFAはインターネットを通して知ることができるだろう。
命の次に大事なお金というのであれば、しっかりと評価をすべきである。
日本で問い合わせすれば、日本語対応かどうかも確認ができる。
コメント