最近、様々なパーティに出席する機会が多い。
会話が海外の話になり、オフショア投資の話になることも多いのだが、有り得ない話をしている人が多いように感じる。
現実離れした話には要注意
数年前に比べてオフショア投資を知っている人が増えたと感じる。
インターネットの普及が1つの要素だろうが、それと同時にオフショア投資について語る人も増えているからだろう。
しかし、オフショア投資を語る人の半分以上が、きちんとした情報を伝えていないと思う。
先日も、とある方と話していてこんなことを言われた。
「オフショア投資って毎月3万円で25年積み立てたら1億円になるんですよね？」
「年率20~30％なんですよね？」と。
そんな訳はない。
良くても5~10％くらいと考えておいた方が良い。
重要なのは、日本以外を利用してリスクを軽減しながらリターンを期待することにある。
何故、話を誇大して話すのだろう？と思う。
有りもしないことでほらを吹けば、数年後には自分自身の身が危うくなるとは思わないのだろうか？
オフショアをきちんと理解して話をする人と、全く理解せずに話をする人に層別されると思うが、前者であれば恐くて話を盛ることはないだろう。
おそらくオフショアをきちんと把握していない人が、誰かに乗せられている可能性が大きい。
オフショアは日本人にとっても優位性の大きな場所だ。
しかし、打ち出の小槌のようにお金が増える場所ではない。
きちんと理解をしてきちんと活用しなければならない。
数年後にはほらを吹いていた人は自然と淘汰されると思う。
そうすればオフショアが見直されるはずだ。
しかし、本気で資産を守りたいと考える人は、そうした人が淘汰されてからでは遅い。
時間も重要なファクターであり、早く行動した人が当然ながら早くゴールに辿りつくのだ。
ほらを吹かれた人も正しい知識を身に付けてほしいと切に願う。
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