2019年にサンライフ香港から新商品として発売されたVISION。
その活用方法について検証してみた。
サンライフ香港VISIONは定期預金のように活用できる!
サンライフ香港のVISION、支払いが短期間に設定されているのが特徴である。
一括、2年、5年、10年で支払いができるが、短期間で海外に資産を移転できるのがメリットとなっている。

その後、確定約2.0%+非保障のクーポンが契約2年目後以降から毎月受け取り可能となっている。
(毎月配当を受け取れるのは香港内の銀行口座に限る。)
また、解約返戻金と合わせて12年後に損益分岐点を超える設計である。
(10年払いの場合は18年。)
この数字は確定部分だけなので、クーポン部分も含めると更に早くなる。
20,000米ドル×2年間で支払った時の受取総額や利回りは以下のようになる。
一括・2年払いで配当を受け取らずに複利運用すると、非確定部分(運用で増える分)も含めた利回りはどれほどになるのだろうか?
年 | 利回り |
10年 | 110% |
20年 | 192% |
30年 | 326% |
40年 | 502% |
50年 | 783% |
凄い利回りとなっている。
この商品、クーポンを毎月受け取らずに複利運用させる事もでき、その際にはクーポン分に3.5%の金利も付くようになっている。
配当を毎月もらったり、もらわなかったり出来る訳だが、一括、2年、5年払いであれば契約12年目以降いつ解約してもプラスになっているので、考え方としては利回りの良い定期預金のようなものである。
定期預金とは異なり、解約時期が自由なのは扱いやすい。
余裕資金があるものの特に契約したい商品が見当たらないのであれば、余裕資金を寝かせておくよりも、この商品を契約していた方が資産は増えていく。
お金に働いてもらうというのが分かりやすい商品になっていると感じる。
また、この商品の契約期間は被保険者が120歳になるまで、もしくは証券発行から120年となっている。
だが、証券発行から120年の間、何度も契約者は被保険者は変更可能。
証券が120年に達する前に被保険者が120歳になってしまったり亡くなってしまうと、その分証券の維持期間が短くなるが、その前に被保険者を変更しておけば、最大120年証券を維持できる。
つまり、被保険者を上手く変更していく事により、証券(資産)を承継していける商品となっているのだ。
自分・お子さん・お孫さん、更にはひ孫の代まで資産を継承する事ができる金融商品である。
この点については、また明日解説したいと思う。
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