RL360°やインベスターズトラスト、サンライフやCTF Life(旧名FTLife)などの海外オフショア籍の金融商品や保険商品はIFA(Independent Financial Advisor)と呼ばれる正規代理店が契約からアフターサポートまでをお世話する事になっている。
その為、IFAの選定がとても重要になるが、こうしたIFAは避けた方が良いと言う怪しい(!?)ポイントについて紹介してみたいと思う。
怪しいIFAを選定しない為のポイントまとめ!
怪しいIFAを選定しない為のポイントをまとめてみたい。
怪しいかどうかは2つのポイントを押さえておく事が重要だ。
現地保険当局や金融庁に登録されているか否か?
IFAは保険商品などを扱う正規代理店なので、現地の金融庁や保険当局などに登録されている事が必要となる。
香港を例にすれば、香港の保険商品を管理監督する政府直轄の「香港保険業管監局」(Hong Kong Insurance Authority)への登録を確認する必要がある。
香港保険業管監局に登録されていなければ香港の保険商品の販売はできない。
また、積立投資商品などの場合は香港の「金融庁」(Securities & Futures Commission of Hong Kong)に登録されているかどうかを確認しなくてはならない。
IFAのように装っているだけで、実は金融当局への登録がない無資格の会社だったりする事もあるので注意が必要だ。
そうした会社は登録は不要と話巧みに説明してくるかもしれないが、登録が必要か不要かは普通に考えれば分かるはずだ。
登録が不要であれば誰しもがIFA=正規代理店になれてしまう。
登録されていない時点で、そうした会社は怪しいと感じて避ける事ができるだろう。
登録されていない会社はどこかのIFA紐付けのネットワーク的な立場にいるだけで、責任感も知識も無いので、避けなければならない。
登録されていない会社には個人情報なども提出してはならない。
保険当局や金融庁に登録されていれば、合法的な商品しか案内してこない。
詐欺的な商品を案内してしまえば登録を解除されてしまうので、悪い事はしてこない。
だが、その一方で登録されていない業者の場合は合法的な商品だけでなく、詐欺的な商品を案内してくる事がある。
詐欺的商品と遭遇しない為にも、保険当局や金融庁にしっかりと登録されているIFAと契約する事が重要となってくる。
(登録されていない会社とは、これから説明する②にも当てはまるので要注意してもらいたい。)
自社で直接クライアントと向き合ってサポートなどの相手をしてくれるかどうか?
冒頭で述べたように、IFAは契約からサポートまでを請け負う組織となっている。
だが、なぜか自社で直接クライアントと相手をすることなく、紹介者や仲介会社を使っているIFAもあったりする。
IFAとしての責務を放棄している事になり、そもそも紹介者や仲介会社は怪しい存在であることが多い。
自社の責務を放棄している時点でIFA自身も怪しい存在と感じてしまうが、そうした怪しいネットワークで契約すべきではないと感じてもらいたい。
マルチレベルマーケティングやネットワークビジネスのような体制にしているから怪しく感じるのだろうが、そうした階層にしていると知識レベルも低くサポートも杜撰になる事が多いので、こうした階層にいる人や会社経由で契約すべきではない。
知識レベルが低い人たちから話を聞くと、商品概要を誤って理解してしまう事がある。
また、こうし階層にいる人たちはとある商品の情報だけを持っている事が多く、自身に合致しない商品を案内される事も多い。
何とか契約させようと話を盛った営業トークをしてくることもあり、注意が必要だ。
契約数年後に、実はあの商品の方が良かったと感じてしまったら悲しいだけである。
そして、お金にならないサポートには興味を持たない紹介者や仲介会社が多い。
最悪のケースでは契約数年後に連絡が取れなくなり、サポートを受けられない投資難民となってしまう事もある。
折角良い商品を契約したとしても、サポートが受けられなければ契約を継続する事は困難になってしまう。
紹介者や仲介会社に丸投げしてネットワークビジネスやマルチレベルマーケティングのような体制にしているIFAは姿・形をクライアントの前に見せる事がほとんどなかったりする。
それこそが怪しく感じてしまうし、そうしたIFAで契約したいとは思わない事だろう。
クライアントと直接向き合って、責任感持って対応してくれるIFAを選択する事が重要となってくる。
自社で直接クライアントと向き合って相手してくれるかどうかは、IFAに直接連絡して確認すれば分かる。
IFAに連絡をすると、紹介者や仲介会社は誰(どこ)ですか?
紹介者や仲介会社を通してください、と言われるところもある。
ホームページを見てもどんな会社か分からなかったり、連絡しても紹介者を通してくださいと言われれば、そうしたIFAは怪しいと感じるはずだ。
そうしたIFAは当然ながら論外であり、選択すべきIFAから外さなくてはならない。
そもそも、日本の金融商品取引法により、日本で登録されていない保険商品や金融商品の営業や勧誘、契約などの取引行為を行う事は禁止されている。
だが、これは販売側が規制されているだけで、自ら注文をして契約する方法は合法化されている。
つまりは、金融商品取引法の観点から紹介者や仲介会社は法的に問題であるケースが多く、合法的に契約する為には直接IFAに連絡するしかない。
金融商品取引法の観点から、日本国内にIFAが存在する事はできないので、海外にあるIFAに連絡をしなくてはならない。
海外のIFAと聞くと躊躇してしまう人もいるかもしれないが、日本人スタッフが在籍しているIFAもある。
日本人スタッフがいて、日本人に対しての受け入れやサポート実績が豊富なIFAを選んでおけば安心できる。
⇒ ご質問やご相談、IFA(正規代理店)の選定でお悩みの方はこちらから。
IFAを選ぶべきその他のポイント
海外、特にオフショア金融センターと呼ばれる地域には日本にない優れた特性を持った保険商品や金融商品のプランが多く存在する。
問題は怪しいIFAや紹介者・仲介会社がいて、自分の予算や考えに合致した商品を案内されなかったり、アフターサポートが受けられなくなってしまう点だ。
オフショア投資を通じて資産価値向上や資産保全を達成したいのであれば、コンプライアンス遵守でしっかりクライアントと向き合ってくれるIFAの選定が重要となってくるのだ。
一口に保険商品や金融商品と言えど、生命保険から貯蓄性保険、年金保険、積立投資商品etc、多くの商品が存在する。
どの商品が自分自身に合っているいるかどうかは、自身の予算や考え、家族構成などをIFAに伝えることにより、合致した商品やスキームを案内してもらえるはずだ。
選択できる商品アイテム数を増やす意味では、多くの保険会社と提携しているIFAを選ぶ事もポイントとなってくる。
また、IFAの経営の安定性と言ういみでは、日本だけでなく、多くの国や地域のクライアントと受け入れているIFAを選択した方が良いだろう。
そうしたIFAであれば、自ずと多くの商品の情報や多くの国の法律に詳しくなっているので、知識力があるIFAと言えるはずで、安心して契約できることだろう。
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