海外金融での特徴の一つとして、共有名義を設定できる点がある。
海外では、銀行口座でも共有名義の設定が可能であり、多くの金融商品でも共有名義の設定をすることができる。
マン島籍のRL360°(ロイヤルロンドン360°)でも2人まで共有名義の設定が可能だ。
日本では非常識!?な金融商品での共有名義
RL360°の積立投資商品「Quantum(クォンタム)」では2人まで共有名義を設定することが可能である。
夫婦や親子であれば、もちろん問題なく共有名義を設定することが出来る。
だが、こうした身内でなくても共有名義の設定は可能だ。
ただし、第3者との共有名義は、どのような関係なのかを説明しなくてはならない。
例えば愛人でも、その関係性を上手く説明できれば共有名義人に加えることができる。
同性愛者を受け入れる風土も日本国内で高まっていて、渋谷区では「同性カップル証明書」も発行されるようだが、同性愛者が資産を共有するのであれば、海外の共有名義を上手く活用することが一つの方法である。
また、契約後に共有名義人を追加することも可能。
例えば、独身時代に契約したものを結婚後にパートナーを名義に入れたり、子どもを名義に入れることもできる(ただし、18歳以上)。
亡くなった時に、亡くなった方の金融資産の把握に苦しんだり、家族であっても本人名義でないので、口座からお金を下ろせないという問題を聞くことが多い。
しかしながら、事前に共有名義人の設定をしておけば、こうした問題は解決できる。
長い歴史を持つオフショアの世界では、こうした問題を回避できる設定になっているのだろう。
海外の金融商品と聞くと壁が高いように感じるかもしれないが、実のところ、このようにフレキシブル性のある柔軟な金融商品であるとも言える。
「終活」という言葉が定着して何年も経つが、自分が亡くなった後に周りの人が苦労しないように、こうした共有名義の活用法がある。
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