RL360°やインベスターズトラストなどの海外オフショア籍の積立投資商品を中心に、IFA(Independent Financial Advisor)と呼ばれる正規代理店の移管(変更)に関する相談がやってきたりする。
最悪なケースは担当者と連絡が取れなくなったり、担当者が知識不足と言うケースであるが、そもそも最初の契約時に相談してもらえれば、どこがそうしたIFAかは回答できた。
どのタイミングで私のブログを知るかどうかは単なる運だと思うのだが、実際にそうした危機的状況になり私に問い合わせてきて対応策を教えた後も、「インターネットでこう書いてありました!」と何故か新規契約時と同じ失敗を繰り返してしまう人が多い。
情報リテラシー・インフォメーションリテラシーを学ぶべきだと思う。
契約している商品は問題ないのに、間違った契約をしてオフショア投資はダメなものと思ってしまうのは悲しい話である。
自分が関与するIFAに流したいだけのコンテンツには要注意!
海外オフショア籍の保険商品・金融商品はIFAが契約からアフターサポートまでを請け負う事になっている。
だが、日本市場に対しては紹介者や仲介会社を介して、ネットワークビジネス・マルチレベルマーケティング(MLM)の様に活動しているIFAもあったりする。
そのようなIFAで契約すると、IFAが顧客と直接向き合ってくれる事もなく、責任の所在も曖昧になってしまうのでお勧めできない契約と言える。
また、日本国内で紹介・仲介をしている人たちは金融商品取引法に抵触するので、どこかのタイミングでサポートが出来なくなってしまうリスクも伴う。
こうした問題を抱えていて、本来は契約に関与できないはずの人間に個人情報などを提供してはならない。
契約に直接関与できるのはIFAだけである。
そして、正しい情報を持っているのはIFAである点も把握して置かなればならない。
紹介者や仲介会社も又聞きの情報であり、正しい情報を伝えている可能性は低い。
もちろん、私も正確な情報をお伝えする事に注力しているが、信憑性ある情報を得るにはIFAに問い合わせをするしかない。
こうした紹介者・仲介者が巷にはゴロゴロといて、インターネットのコンテンツでも自分が関わっているIFAがさも優秀だと書いてしまう事だ。
それだけなら単なる自惚れというか自慢話としてとらえれば良いのだろうが、自分が関与していないIFAについて悪評を書く人までいることので質が悪い。
そして、そうしたコンテンツを信じてしまう人もいるので、結果的に素晴らしい商品が存在するオフショア投資を上手く活用できない日本人が増えてしまう事だ。
自分が関わらないとお金にならないからそのように書いているだけであり、こうした経緯で契約した人たちがIFAの移管に関して相談をしてくる。
嘘を並べて他社を落として自分が関与するIFAに誘導するのだが、結局はそうした流れで契約すると最終的に痛い目に遭ってしまうのは契約者本人となってしまうのだ。
IFAは先ほども書いたように、自社で直接受け入れてくれて自社で直接サポートをしてくれるところを選定するのが原理原則。
そう伝えているのに、移管のタイミングでもなぜかどこかのブログでお勧めしているIFAが良いと勘違いしてしまい、同じようにサポートが受けられない投資難民になってしまう人が多い。
何度も何度も同じ流れに騙されてしまう人は助けようもないが、私の意見を聞かなかった人なのでどうでも良いかなと思ってしまう。
だが、そうして何回も騙された人が「オフショア投資は悪だ。」という風評を流してしまうのは困ったものだと感じてしまうので、それはそれで何とかしたい。
一番悪いのは法律や原理原則を無視して、自分自身を関与させたいが為に間違った内容のコンテンツを書く人間である事は間違いない。
最悪なのは、他社を批判しておいて自分が関わるIFAに誘導する行為だ。
こうした事をする人が真っ当な訳はない。
自分自身が紹介者としてネットワークの中にいるのに、どこどこのIFAはネットワークだから止めた方が良いと書いている人もいたりするが、そうしたやり方をしていて真っ当に生きていけるのだろうか?と思ってしまう。
事実、そうした人たちはどこかの段階で連絡が取れなくなってしまう。
紹介者や仲介会社経由で契約して、そうした紹介者や仲介会社がアフターサポートまで担当をしていたとすれば、契約者はアフターサポートを受けられなくなってしまう。
特定の人や特定の会社経由でないと契約できないIFAがあるとか言っている人もいるようだが、それこそが、そうした人たちとネットワークを作っていると言う証なので避けた方が賢明だ。
事実、ネットワーク組織で活動していた某IFAは今は活動していない。
そのネットワークは他のIFAへと顧客を集団移管させようだが、そんな事の繰り返しであろう。
そうしたネットワークを受け入れてしまうIFAも如何なものかと思ってしまう。
とは言え、初見でそうした人やコンテンツを判断するのは難しい。
ただし、少なくとも2回も騙されるのは止めてもらいたい。
情報過多な世の中なので、どの情報が正しくてどの情報が誤りなのかを判断するのは難しいと思うが、情報過多だからこそ、情報を見極めるインフォメーションリテラシーを高めなくてはならない。
これから何らかのオフショア保険商品・金融商品を契約しようと思っている人はラッキーだと思う。
巷にある情報に流される事なく、自社で直接受け入れてくれて自社で直接サポートしてくれるIFAを探して、直接そのIFAに問い合わせてもらえば良いからだ。
日本人を受け入れてくれるそうした良心的なIFAは数少ないので、その中からどのIFAが良いかを選定していけば良い。
⇒ ご質問やご相談、IFA=正規代理店の選定でお悩みの方はこちらから。
IFAとは?籍を置く国での金融庁や保険当局の登録を調べるのが大選定!
海外の保険会社は直接クライアントを受け入れてはいない。
IFA=正規代理店が契約からアフターサポートまでを請け負う事になっている。
なので、IFAに直接連絡する必要があるのだが、海外の保険会社のIFAなので、日本国内にそのIFAは存在しない。
海外にあるIFAに連絡をする必要がある。
海外のIFAと言っても、日本人スタッフがいるIFAも存在する。
日本人スタッフがいて、直接クライアントと向き合ってくれ、日本人の受け入れやサポート実績が豊富なIFAを選定しておけば安心できるはずだ。
ところで、IFAとはどういった基準があるのだろうか?
IFAであるかどうかは、そのIFAが籍を置く国の金融庁や保険当局に登録されている事が大選定となる。
例えば香港であれば、香港の金融庁であるSFC(Securities & Futures Commission of Hong Kong、通称SFC)や保険業を管理監督する政府系機関である保険業監管局(Insurance Authority)への登録を確認しなくてはならない。
どちらも英語や広東語での表記となっているので、登録の確認をするのが難しいと感じたのであれば、IFAと思われる会社に質問をしてみれば良い。
IFAであれば登録番号を教えてもらえるはずだ。
IFAでない会社の場合、こうした登録が不要と詭弁を語ってくるだろうが、一般的に考えれば、登録が必要か不要かは判断できはずだ。
登録が不要であれば、誰しもがIFAとなれてしまう。
こうした機関に登録されていて、直接クライアントと向き合ってくれるIFAを選定しなければならない。
登録がきちんとされていて、しっかりとクライアント向き合ってサポートをしてくれるなど、責務を果たしてくれるIFAであれば満期まで安心して付き合うことができ、資産価値も大きくなっていく事だろう。
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