日本人は生命保険が好きである。
だが、日本国内の生命保険しか知らない。
しかし、海外の生命保険を知ったら、日本の生命保険などに入るのが馬鹿馬鹿しくなるはずだ。
保険は3つの予定率から算出されるが、日本国内ではその率が悪い!
生命保険の死亡保障に対する保険料は、大きく以下の3つの要素から算出される。
①予定死亡率
生命表(性別、年齢別に生存率、死亡率、平均余命などを示した表)をベースに、性別、年齢毎に、平均してあと年々生きられるかを算出。
若い方が平均余命が多くなるので、若い人ほど支払い保険料は安くなる。
②予定利率
生命保険会社の運用利回り。
③予定事業費率
生命保険会社の人件費や広告宣伝費などの経費全般。
①の予定死亡率は、国によって平均余命は異なるかもしれないが、それほど差の出るものではない。
大きく差が生じるのは、②の予定利率と③の予定事業費率である。
日本はマイナス金利に陥っている。
日本国債がマイナス金利になっているからであるが、その日本国債は日本の銀行や生命保険会社が多く購入させられている。
マイナス金利商品を手にしている状況で、運用利回りが出る訳がない。
マイナスでなくても、十数年間、超低金利が続いているので、長きに亘って②の予定利率は低いのである。
しかし、海外に目を向ければ日本国債を運用に使う理由がないので、日本と比較すると予定利率がとても良いのである。
純粋に利回りを求めた運用を行っているので、貯蓄性も高い。
③の予定事業費率も日本は悪い。
日本の生命保険会社は、テレビを始め大々的に多額の予算を掛けて広告を打っている。
また、大企業などには保険外交員が入り込んでいるが、この人件費もバカにならない。
海外にも保険外交員はいるが、日本のように量産型で配置されている訳ではない。
医師の次に地位の高いポストと言われており、少数精鋭部隊なのだ。
どちらが費用対効果が良いかと言えば、もちろん海外である。
その分を、きちんと契約者に還元できる形になっている。
日本人は生命保険が好きであるが、日本の常識が世界の常識と思ったら残念だ。
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