政府は2020年に訪日外国人客を4千万人に増やす目標を達成するための財源として、日本から出る人に課す「出国税」を含めた新しい財源確保策を検討すると表明した。
「出国税」って2015年に既に導入されていたような気がするのだが・・・
「日本からの出国」と「日本人の国外転居」の2種類の出国税ができる⁉
今回政府が検討しているのは、日本から普通に出国する人を対象にした出国税。
日本人も対象にするかどうかも含めて検討していくようだ。
政府は2020年に訪日外国人客を4千万人に増やす目標を達成するための財源として・・・と言っているが、東京オリンピックで日本に来る人が増えるのを良い事に、外国人から徴税してやろうと考えているのではないだろうか?
あまりに露骨すぎると海外から嫌われてしまい、逆に観光客が減るのではないかと心配してしまう。
特に2020年の東京オリンピック以降が心配だ。
もう一つの「出国税」とは、2015年7月に施行された1億円以上の有価証券を持つ富裕層が海外に移住する際、株式の含み益に所得税を課す「国外転出時課税制度」の事。
この制度も「出国税」と言われている。
既にある名前に被せて新しい徴税方法を検討すること自体、どうかなと感じてしまう。
「国外転出時課税制度」では、移住目的で出国する時点で保有株式を売却したものとみなし、「含み益」に対して15%分の所得税を課す制度である。
日本にいても税金が高いが、海外に移住するならその時にしっかり搾り取ってやろうという考えなんだろう。
「出国税」について考えているうちに、SNSでよくシェアされているコンテンツを思い出した。
働いたら罰金 →所得税
買ったら罰金 →消費税
持ったら罰金 →固定資産税
住んだら罰金 →住民税
飲んだら罰金 →酒税
吸ったら罰金 →タバコ税
乗ったら罰金 →自動車税・ガソリン税
入ったら罰金 →入湯税
起業したら罰金 →法人税
死んだら罰金 →相続税
継いでも罰金 →相続税
あげたら罰金 →贈与税
貰っても罰金 →贈与税
生きてるだけで罰金 →住民税
若いと罰金 →年金
老けても罰金 →介護保険料
老いたら罰金 →後期高齢者
・・・・・・・・・・・・・
働かなかったら賞金 →生活保護他にも、
中央競馬で遊んだら →25%の罰金
契約書を作ったら罰金 →印紙税
温泉入ったら罰金 →入湯税
働かなかったら「賞金」と言うオチまで見事である。
この出国税、罰金制度の比喩に照らし合わせれば、「税金大国から逃げ出したら罰金」と言ったところだろうか?
コメント
名言集が面白い