令和の時代にお宝口座になるだろうHSBC香港の実際のメリットは?日本の銀行だけでは世界から遮断される!

HSBC香港

海外投資において、平成は金融ビックバンがあった幕開けの時代である。

だが、平成の終わりにかけて、その門戸は逆に閉ざされる方向に動いてしまっている。

令和の時代にHSBC香港の口座を持つ実際のメリットとは?

平成8年~13年にかけて行われた大規模な金融制度改革=金融ビックバンにより、日本人が海外の金融商品を購入したり海外の銀行口座を開設する事が認められた。

その後、平成20年頃には「香港金融ツアー」と題した渡航がちょっとしたブームになり、オフショア金融商品を購入したり、HSBC香港の口座開設をする人が増えた。

この頃はHSBC香港の口座開設も容易であった。

郵送でも可能であったし、銀行のブースに通訳が同席してもお咎めが無かった時代である。

しかし、容易に口座が作れるとそれだけ口座を大事にしない。

ブームの時期にHSBC香港の口座を作った人は口座がロックされてしまう事が多い。

こうした背景があり、HSBC香港は徐々に口座開設を簡単には開設させない方向に舵を切った。

それでも、今でもHSBC香港の口座が開設できない事はなく、可能である。

ハードルが高ければ、その分その有難みを知るので、簡単には口座をロックさせないように管理をする傾向になる。

だが、その一方で苦労してまでHSBC香港の口座を開設する必要があるのだろうか?と疑問を持つ人もいなくない。

ブログ読者の方からこんな疑問を寄せられた。

海外に口座を持つということは、実際にはどんなメリットがあるのですか?
将来お宝口座になるだろう、と師匠もブログで言っていました。どうなったときに、どう有利に働くのでしょうか?
日本が預金封鎖になってもそっちが活きているから?
日本がインフレになったときにドルがあったら安心ってこと?

預金封鎖とかインフレとか有り得ないという人もいるかもしれないが、その確率は確かに低いかもしれない。

しかし、起こった時では既に遅い。

資産防衛として開設したHSBCの銀行口座、そこに入れたお金はそうしたリスク対策になるし、例えそうした事が起こらなかったとしても、HSBC香港の中にあるお金が無くなる事はない。

生活に必要な資金はもちろん日本国内になければならないが、日本の銀行口座にお金を入れていても資産価値が高まる事はなく、余裕資金があるのなら海外に置いていた方が良い。

HSBC香港は資産防衛としてはもちろんだが、海外の金融商品購入の引き出し口座にしたり、海外旅行時に現地通貨で引き出す為のハブとできる。

海外金融のハブと簡単に書いたが、こうしたハブ口座は令和の時代にはますます作り辛くなるはずだ。

海外ではマネーロンダリング対策が強化されており、日本では金融ビックバンに逆らうように海外への日本円流出を拒む方向となっている。

HSBC香港は金融ツアーで簡単に口座を開設させたばかりに意味のない口座が増えた為に口座開設が困難になったのだが、それに加えて世界的なマネーロンダリング対策で口座が更に作りにくくなっている。

それでも、HSBC香港の口座が作れれば、海外でのハブ口座とできる事は間違いない。

日本の銀行では、マイナンバーが登録されている口座でしか海外送金・着金を受け付けなくなっており、更に海外送金・着金したら国税に情報が伝わるようになっている。

簡単に言えば、日本の銀行は海外とは遮断され、日本国内でしか利用価値がなくなっているのだ。

日本国内での利用価値についても、あるとは思えないが。

日本円を信頼し、日本円の価値が下がる事はないと思い、日本だけで死ぬまで生活すると決めているのなら、自宅近くの銀行だけを利用すればいいが、それらをリスクと少しでも感じているのなら、HSBC香港の口座開設をお勧めしたい。

日本の銀行は今後さらにガラパゴス化していく事だろう。

海外で生活するなら、その現地での銀行口座を開設するはずだが、生活しなくともお金だけでも海外で活かしたい(生かしたい)なら、海外に銀行口座を作るべきである。

そのゲートウェイとなるのがHSBC香港だ。

海外オフショアの金融商品を購入した時、HSBC香港の口座開設を考える人が多い。

出口戦略としての活用を考える人が多いと思うが、一時引き出しや満期時に口座開設をイザしようと思っても時既に遅しとなっているかもしれない。

口座開設できる時にしておいて、そのお宝口座を守っていくのが、ガラパゴス化された日本金融から身やお金を守る為の大きな手段となる。

 

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