HSBC香港の口座を所有して、資産を置いている日本人も多いように感じる。
(多いというレベルがどれくらいかは実際には良く分からない。)
日本に余裕資金を置いていても仕方なく、資産保全として資産移転させた人もたくさんいると思うが、実際にHSBC香港に資産を置いていても高金利な訳ではない。
HSBC香港にある余裕資金は利回りのある金融商品にしておくべきでは?
HSBC香港は所有しておくべきである。
日本政府や銀行、日本円(及びその価値)を信用しきっている人にとっては不要の存在と言えるが、リスク分散として国際分散投資を行いたければ必要不可欠な存在と言える。
日本の余裕資金を海外に移して資産保全できるだけでなく、何らかのオフショア金融商品を契約している人にとっては、一部引き出しや満期・解約時の受け取り口座として考えている人も多いはずだ。
その後に新たな金融商品を契約したければ、HSBC香港から送金する事もできる。
また、HSBC香港のキャッシュカードやマスターデビットカードは世界の多くの国のATMで現地通貨を引き出す事が出来たり買い物が可能なので、海外旅行好きの人にとっても使い勝手が良いと言える。
ただし、HSBC香港に余裕資金を置いていてもそれほど金利は付かない。
もちろん、対日本円で考えればリスクも低減されるので良い方法と言えるが、資産価値を更に向上させたいと考えるのであれば、何かしらの金融商品に置き換えた方が良いと思う。
サンライフ香港などが提供している貯蓄型保険商品などにしておけば、利回り4%程度で資産が増えていく。
72の法則に従って計算すれば、18年で資産が倍になる。
(2022年の世界的な金利上昇により、利回り6~7%へと向上している!
利回り6%で計算すると、12年で資産が2倍、24年で4倍、36年で8倍になるイメージだ。)
また、クーポン商品であるVISION(ヴィジョン)を活用するのも良いと思う。
確定のクーポン利率は2%程度とそれほど高くないが、香港内の銀行であれば毎月配当を受け取る事もできる。
HSBC香港で配当を定期的に受け取っておけば、口座内の資金が動いている事になるので口座凍結を回避できる。
VISIONを契約すれば、ほぼHSBCを放置していても口座がロックされる事から解放されるのである。

HSBC香港の口座内にそれなりの資産がある方で、有効活用する方法が知りたい人はHSBC香港の情報にも精通している香港にあるIFA(Independent Financial Adviser)に相談してみる事をお勧めしたい。
日本人スタッフがいるIFAもいるので、日本語で相談する事も可能である。
☆ご質問やIFAの選定でお悩みの方はこちらから。
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