海外の生命保険などの金融商品は安定的に4%程度の利回りで回っているものが多い。
日本の生命保険は1%にも満たず、日本の銀行に預けていたらほぼほぼ金利は付かないのでその実力差は明らかであるが、日割りで計算してみたら面白い結果となった。
日本の銀行金利の1年分が海外の金融商品の1日分!?
海外の金融商品は年間利回り4%程度で安定的に回っているものが多いが、これを365日の日割りにするとどうなるんだろ?とふと思った。
単利で計算すると0.011%となり、複利だと0.00011%となる。
単利での計算結果は日本の銀行金利とほぼ同等となる事が分かり、海外の金融商品1日分が日本の銀行1年分に等しい事が分かる。
簡単に言えば、365倍もの差が有ると言う事だ。
複利にすると、1日0.00011%を365日続けると4%になる事が分かり、複利のパワーを実感できる。
実際に海外の金融商品が日割りで運用されている事はなく、単なる数字のお遊びであるが、こうした計算をするだけで日本と海外の金融格差を実感する事ができる。
こうした比較で用いられるのは【72の法則】である事が一般的だ。
72の法則とは、資産運用で投資元本が2倍になるまでの年数と年間利回り(年利)の関係性を表す計算式の事である。
72÷「年間利回り(年利)」=「資産が2倍になるまでの期間」 |
年間利回り | 資産が2倍になるまでの期間 |
0.01% | 7200年 |
1.0% | 72年 |
4.0% | 18年 |
日本の銀行にお金を預けて資産を2倍にしようと思ったら、7200年もの時間が必要となる。
7200年前と言えば縄文時代であり、7200年後の世界など誰も想像ができない。
日本の生命保険会社は頑張って1%程度の利回りを出せるかもしれないが、それでも資産を2倍にするには72年もの歳月がかかる。
海外の生命保険会社は4%程度を安定的に生み出しているが、この利回りであれば18年で資産が倍になる。
36年で4倍、72年で8倍となるのだ。
日本と海外にはこうした実力差があるのに、日本の銀行にお金を寝かせていたり、日本の生命保険会社で契約をする事はお金を上手く活用できていないと言えるのだ。
お金に働いてもらいたければ、お金が働きやすい環境に身を置いてもらうのが一番だ。
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