65歳以上の高齢者人口が28%と世界最高峰の日本!敬老の日はお年寄りを敬いながら人口問題・高齢化社会について考えてみよう!

人口問題

9月第3月曜日は敬老の日。

日本を支えてくれてきたお年寄りを敬いながら、人口問題・高齢化社会を考える日にすべきと思っている。

65歳以上の高齢者人口が28%と世界トップとなっている日本!

敬老の日はお年寄りを敬う日であるが、総務省が高齢者人口を公表する日にもなっている。

以前は長寿国家を喜ぶ為に公表していた数字かもしれないが、今は高齢化社会にどう対応していけば良いのかと、問題点ばかりが抽出される結果になっていると感じる。

 「敬老の日」に合わせ総務省は15日、65歳以上の推計人口を発表した。同日時点で前年比32万人増の3588万人と過去最多となり、総人口に占める割合も28.4%で最高を更新した。この割合は世界201の国・地域で最も高い。超高齢社会を見据え、医療、介護、年金といった社会保障制度改革や労働力不足などの課題に早急に取り組む必要性が改めて浮き彫りになった。

日本に次いで65歳以上人口が多いのはイタリアだが、その割合は23%であり、日本の高齢化率は群を抜いている。

日本の70歳以上人口を見ても2715万人となっており、2700万人を初めて突破したが、総人口に占める割合は21.5%になっている。

先進国の多くは日本と同じように高齢化社会を迎えるはずで、日本をモデルに対応を図ろうとしたいところだと思うが、日本に特にアイデアがある訳ではなく、日本を参考にしている国など実際にはないのではないだろうか?

日本の65歳以上の就業者数は15年連続で前年より増えており、2018年には862万人と過去最多を更新した。

これも仕事が好きで働いているのならばいいが、どちらかと言えば、働かざるを得ない人が多いのではないかと感じる。

それだけ、日本で老後を過ごす事は安泰ではない。

他国が日本を参考にしたいけれど参考にできないように、一日本人としても、日本政府を当てにしてはいけない。

政府を当てにしている人はほとんどいないと思うのだが、実際に自分で行動できている人がいるかと言えば、あまりいないように感じる。

例えば、今でも改悪が進む年金であるが、今後の人口動態、少子高齢化を考えれば、ますます改悪が進むのは目に見ている。

国に頼らず自分自身で老後資金を構築していく事を考えなければならない状況になっているという事を、敬老の日には感じてもらいたいと思う。

来年も同じように敬老の日がやってくるが、本ブログの読者はそれまでに行動を起こしている事を期待したい。

 

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