プライベートバンクの利回りは?オフショア金融センター香港の保険会社が提供する貯蓄性商品とそれほど差はなく5~10%程度!

オフショア

プライベートバンクについての質問をもらう事がある。

スゴいリターンを期待している人がいたりするようだが、年間利回り5~10%程度と考えておいた方が良いだろう。

オフショア金融センター香港の貯蓄型保険商品でも利回り6~7%で運用されている!

プライベートバンクと聞くと秘匿性があり利回りが高いと言うイメージが強いと思う。

だが、最近ではCSR(Common Reporting Standard=共通報告基準)により世界中のほぼ全ての金融口座は各国間で情報交換されており、情報を隠しきるのは困難だ。

利回り5~10%はもちろん魅力的と言えるが、最低受入れ額は2~3M USD以上のところがほとんどである。

円安の影響もあるが、3億円以上の資金が必要となってくるので富裕層・資産家しか契約できないのだ。

(最低受入れ額はプライベートバンクによって異なる。)

だが、今はオフショア金融センターの保険会社でも利回り6~7%で複利運用してもらえる貯蓄型保険商品がある。

こうした商品は数万ドルでも契約が可能である。

受入れのハードルや手続きの煩雑さを考えると、オフショア金融センターの貯蓄型保険商品で十分な人がほとんどではないかと考えられる。

利回り6~7%で複利運用されるのであれば、富裕層・資産家でもプライベートバンクでなくとも満足できるのではないだろうか?

こうした背景からか、最近ではプライベートバンクを積極的に案内するIFA(Independent Financial Advisor)の話をあまり聞かないような気がする。

(*IFAとは・・・海外保険商品・金融商品の総合正規代理店)

プライベートバンクと繋がっているIFAにも限りがあるが、プライベートバンクに繋がっているIFAでもこうした貯蓄型保険商品を推奨するケースが多いように感じる。

サンライフ香港SunJoy Global(サンジョイグローバル)の商品概要や特徴/評価まとめ!運用利回り約7%の貯蓄型保険商品で契約を推奨できる!
サンライフ香港社(Sun Life)の貯蓄型保険商品サンジョイグローバル(SunJoy Global)の商品概要や特徴まとめ。利回り約7%で運用される商品で運用効率が良いだけでなく、契約者や被保険者の変更や証券分割が可能なので資産承継にも適した商品と言える。

上のリンクは貯蓄型保険商品の一例で、サンライフ香港社が提供しているSunJoy Globalという商品である。

利回りを見ると以下のように資産価値が増えていくとシミュレーションされている。

◆10年目:140%
◆15年目:191%
◆20年目:279%
◆25年目:394%
◆30年目:551%

少なくとも、日本の保険会社でこれだけの利回りを出せる商品は提供できていないはずだ。

 

富裕層・資産家は資産価値向上以前に資産保全・資産防衛に興味があるかと思う。

(富裕層や資産家でない人も、先ずは資産保全・資産防衛を考えてもらいたい。)

コロナ禍後半以降、円安が進行していて日本円の価値が落ちていると感じている人が多い事だろう。

日本は人口減少・少子高齢化が進んでいて、経済力は落ちている。

今後もこの傾向は変わらないだろうから、益々日本円の価値は落ちていくと思う。

日本円リスクを考えると、日本円での資産を貯め込む事を考えない方が良い。

そもそも、日本国内に資産を貯め込まない方が良いだろう。

日本円リスクが高まる中で日本政府がどのような対策を打ってくるかも想像もできない。

資産保全・資産防衛は国境を越えた対策をしなければならないのだ。

今回ご紹介している貯蓄型保険商品は米ドル・カナダドル・英国ドル・人民元で契約が可能で、日本にいながら契約できるスキームがある。

そして、保険料の支払いも銀行送金やクレジットカードでの引き落としで可能なので、日本にいながら資産を海外に移転させる事ができ、外貨建て資産を海外で持てるようになるのだ。

そして、先ほど説明したようなリターンで資産価値が増えていく。

更に言えば、資産をお子さんやお孫さんにどのように承継していくかも重要に考えている人も多い事だろう。

海外の保険商品は共有名義で契約できたり、契約者や被保険者を何度も変更可能な商品も存在する。

そうしたスキームを活用すれば、上手くお子さんやお孫さんに資産を承継していく事ができる。

また、証券を分割する事も出来るので、お子さんやお孫さんの人数に合わせて証券分割する事により相続での争い事を防げるメリットもあるのだ。

富裕層や資産家にとって有用な商品だと思うが、もちろん一般の方でも活用価値が高いと言えるはずだ。

 

では、プライベートバンクが全く使えないかと言えばそんな事もない。

富裕層・資産家が多額の死亡保険金の生命保険を契約したければ、プライベートバンクが提供しているプレミアムファイナンスという手法によって支払い保険料を安くするスキームがあったりする。

死亡保険金1,10,100億円の生命保険に加入する際の支払保険料は如何ほどか?プライベートバンクを活用すればお得に契約できる!
日本国内の生命保険で設定できる死亡保障は7億円と言われており、複数社を合わせても10億円がMAXのようだ。海外では1社で10億円、100億円と可能で、プライベートバンクを活用する事で持ち出し金額(支払金額)を低く抑える事が出来る。

日本では考えられないようなスキームだが、こうした手法こそがオフショア金融センターの力であり、日本と海外の金融格差を痛感できる手法だ。

また、最近ではプライベートバンクではなく、ローン会社によってプレミアムファイナンスのスキームが使える保険商品もあったりする。

米国ローン会社Gracie Point活用により海外生命保険を割安に購入できるスキームとは?金利を経費にできるメリットもある法人向け案件!
米国ローン会社が生命保険の解約返戻金を担保に融資をしてくれ、保険料を安くできるスキームがある。保険料の初期拠出額を抑える事ができるのでレバレッジが効きリターンが大きくなる。また、金利返済分は経費として計上できるので法人向け節税保険と言える。

契約する目的や商品、保険料・保険金によってどのような商品をどのようなスキームで契約するのがベストかは異なってくる。

プライベートバンクと聞くと「スゴイ!」と思ってしまうかもしれないが、何をどう使うのかがベストなのかはじっくりと考える必要がある。

プライベートバンクがスゴイのは間違いないのだが、使い方が重要となってくるのだ。

 

☆ご質問やご相談等はこちらから。

 

海外の保険会社やプライベートバンクの窓口やサポート担当となるのはIFA=正規代理店!

海外のオフショア金融センターと呼ばれる地域では、日本では到底達成できないような利回りや特徴を持った保険商品や金融商品が多く提供されている。

どの商品をどのように活用するかは個々の予算や考え、家族構成などによって異なってくる。

自身にとって良い商品・良いスキームがどのようなものかを知りたい時は、IFAと呼ばれる正規代理店に連絡する事になる。

そうした相談に乗ってくれるのかがIFAなのだ。

と言うのも、海外の保険会社やプライベートバンクは直接クライアントを受け入れてはおらず、IFAが契約からアフターサポートまでを担当する事になっている。

高額の保険契約やプライベートバンクの手法に興味がある方は、そうした保険会社やプライベートバンクと繋がりがあり、そうしたスキームに詳しいIFAに直接連絡して相談してみてもらえればと思う。

プライベートバンクにしても貯蓄型保険商品を提供している保険会社にしても海外になるので、IFAも海外の会社となる。

海外のIFAと言えど日本人スタッフがいるIFAもあるので、そうしたIFAでご自身の予算や考えに沿った商品やスキームを相談してみる事がスタートとなってくる。

IFAでもプライベートバンクとの繋がりが無かったり、保険会社との提携が少ないところもある。

日本居住の日本人を受け入れているプライベートバンクや保険会社は少ないのだが、それでも繋がりが多いIFAを選べば選択肢が増える。

そして、最も重要な事はクライアントと直接向き合って対応してくれるIFAを選ぶ事だ。

プライベートバンクにしても海外の保険商品にしても長い付き合いとなり、特にアフターサポートが大事になるので、契約満期までを見据えて契約すべきIFAを決めていかなければならない。

 

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