新年度が始まった。
コロナウイルスにより、そんな実感がない人がほとんどかもしれないし、新社会人の皆さんにとっては明るくない雰囲気でのスタートとなってしまった。
生き残っていればチャンスはやってくる!
コロナショックにより内定取り消しや自宅待機となっている新社会人の人もいるかもしれない。
試練と思って受け入れるしかないが、試練に耐えていればチャンスは巡ってくるはずだ。
日本では、2000年前後は就職氷河期であったし、サブプライム・リーマンショックの影響を受けて2010年頃も新規採用が落ち込んでいた。
しかし、その数年後にこうした世代に対しては転職市場がとても活況になる。
各社、新卒の採用活動を抑えていたとしても、その世代の社内での人口動態は凹んでいるので、数年後にその凹みを埋めるために転職者を多く募集する。
今は辛いかもしれないが、耐えきるしかない。
また、スムーズに入社できた人も、数年後に転職組が入ってきた時に負けない人材となっていけるように頑張ってもらいたい。
日本国内の生命保険を契約するな!
こんな空気感の時に提言するのもなんだが、新社会人になって、これだけはやってもらいたくない事がある。
それは、日本国内の生命保険を契約する事である。
日本国内の生命保険はとても利回りが悪い。
早く死ななければ意味がないと揶揄されるが、若い世代の新社会人にとってプラスになるものではない。
職場に行けば、保険営業マンやセールスレディがやってくるかもしれないが、相手にしてはいけない。
また、身近なところからも保険に加入するように促してくる人物が表れる可能性がある。
それは、家族や親戚だ。
親切心に話をしてくるかもしれないが、だったら保険金を払ってもらって海外の生命保険に加入するように説得すべき。
こうした人たちの圧力をかわしていく事で、金融リテラシーが身についていく事だろう。
また、生命保険に限らず日本国内の金融商品に加入する必要はない。
日本で生活して日本で収入を得ている状態で、更に同じ場所(日本)で運用する必要はない。
(そもそも、生命保険だけでなく日本国内に利回りの良い金融商品はほとんどない。)
リスク分散で海外に資産を移して運用を行う国際分散投資をすべきである。
コロナショックにより日本の政治力が試されているが、今の状況を見ていれば、日本だけに資産を置いておく怖さは感じられるはずだ。
MLM(マルチレベルマーケティング)、ねずみ講には参加するな!
もう一つ、やってはいけない事がある。
それは、MLM(マルチレベルマーケティング)、ねずみ講と言った組織に入らない事である。
資産運用・投資などに限った話ではないが、誰かを誘ったらお金をくれるみたいな勧誘をしてくる人がいたりするが、決して加入してはいけない。
そんなに上手く誰かを勧誘できる訳ではないし、勧誘しようとしたら友達や人間関係が崩壊する。
お金以上に大事なものが無くなってしまうのだ。
命の次に大事なお金と言うが、お金はいつか取り戻せるチャンスがあるとしても、大人になってから一度崩壊してしまった人間関係を修復する事は難しい。
命の次に大事なお金と言うが、順番を付けると、命があって、次に家族や友人などの仲間があって、実はお金がくるのは3番目と言える。
人間関係や資産を大事に守っていける社会人になってもらいたいと思う。
☆ご質問やご相談等はこちらから。
コメント