オフショア投資や海外保険の指南書・必勝法マニュアル!? RL360°/インベスターズトラスト/サンライフ香港/FTLife/パシフィックライフetc

オフショア

オフショア投資で成功する為の必勝法やマニュアルはないんですか?と質問された。

オフショア投資で「必勝法」という言葉が当てはまるかどうか分からないが、海外保険のカテゴリーも加えて考えてみたい。

必勝法ではなく、指南書・マニュアルといった方が良いだろう。

オフショア投資や海外保険の指南書・必勝法マニュアル!

RL360°やインベスターズトラスト等の海外積立・オフショア積立と呼ばれる商品やサンライフ香港やCTFLife、パシフィックライフなどの海外の保険商品の必勝法、それは原理原則に基づいて正しく契約する事に尽きると思う。

こうした海外オフショア籍の保険会社は日本の金融庁に登録されている訳ではないので、日本国内に正規代理店は存在しない。

金融商品取引法で勧誘や営業は禁止されているからだ。

20世紀末の金融ビッグバンにより日本居住者でも海外にある金融商品の契約そのものは合法化されているので、海外の金融商品の契約に興味があれば、海外にある正規代理店に直接連絡するしかない。

販売側が規制されているが、購入側は合法化されているのだ。

金融商品取引法を金融庁が簡単にPDFにまとめてくれた資料がインターネット上で探すことが出来る。

外国証券業者に関する法律(第3条)、同施行令(第2条)及び外国証券業者に関する総理府令(第7条)に基づく事務ガイドライン

【1.外国証券業者に関する法令の基本的考え】がポイントとなる。

ここに書かれている通り、日本国内で登録されていない有価証券の取引行為(≒営業)は行えない。

ただし、2段落目に「勧誘をすることなく、国内にある者の注文を受けて外国からその者を相手方として証券取引行為を行うことについては許容されている。」と書かれている通り、直接注文して購入する分には何ら問題とはならないのである。

後述するが、海外の保険会社は直接クライアントからの注文を受け入れてはおらず、正規代理店がその責務を負っているので、直接海外の正規代理店に連絡をして注文をする方法であれば、合法となるなのだ。

注文と言っても、注文即購入ではなく、先ずは商品概要を聞いてみるなど相談するところから始めてみれば良い。

(ただし、生命保険の場合は保険業法により内閣総理大臣に許可が必要となっている。

許可を得て購入したと言う人に出会った事はないのだが…)

日本国内で海外の金融商品の紹介者や仲介会社として活動している人もいるようだが、金融商品取引法の観点からすれば合法化された人や会社たちではない。

また、紹介・仲介と言う特性上、以下のような問題点が生じる可能性が高い。

・情報が正しく入ってこない、間接的に入ってくるので間違った情報となる
・アフターサポートが杜撰になる
・連絡が取れなくなり、オフショア投資難民となる
・責任の所在が曖昧

こうした問題点を回避する方法は難しくない。

それが海外オフショア投資の必勝法の一つであり最大のポイントとなるが、海外にある正規代理店に直接連絡するという事である。

このポイントは決して外してはならない。

紹介者や仲介会社は新規顧客を探す為にセミナーや勉強を全国津々浦々で開催していると思う。

そうしたセミナーや勉強でオフショア投資の世界を知る人も多いが、だからと言って、そうしたセミナーや勉強会の主催者経由で契約をしてはならない。

金融商品取引法に抵触してる人や会社に加担する事になってしまうからだ。

もちろん、法的に問題があり、本来は直接契約に関わらない紹介者や仲介会社の人に個人情報も渡してはならない。

オフショア投資商品・保険商品に興味を持ったのであれば、正規代理店に直接連絡して、商品概要を直接聞いて、サポートを直接受けられる体制かどうかを確認しておかなければならない。

 

正規代理店は総称としてIFA(Independent Financial Advisor)と呼ばれている。

問題はどの正規代理店(IFA)に連絡するかになってくる。

そもそも、正規代理店のように装っている会社もあるので、現地の金融庁や保険業を管理監督する機関に登録されている会社であるかどうかを確認しなくてはならない。

例えば香港であれば、積立商品などの金融商品の契約は香港の金融庁であるThe Securities and Futures Commission (SFC) に登録されている会社、保険の契約は保険業監管局と呼ばれるInsurance Authorityに登録されている会社が正規代理店となってくる。

この中から、日本人スタッフがいて、日本人の受け入れやサポート実績が豊富なところを選んでいく事になる。

正規代理店は契約時だけでなくアフターサポートも受け持つ事になるので、サポート力があるところを選択するのも重要なポイントとなる。

長期契約となるので、サポートが杜撰だったり、どこかのFPや個人(紹介者)などにサポートを丸投げするところを選んではならない。

そうした人たちがいつまでサポートを継続約してくれるかは誰にも分からない。

必勝法と言うより、海外オフショア籍の金融商品を契約する際の指南書・マニュアルでしかないが、こうした基本を理解せずにどこかのセミナーや勉強会で得た上澄みだけの情報を聞いて契約する人が多い。

契約後数年経ってから、最初に聞いていた話と違っていると気付いたり商品理解が間違っていたりして困惑したり、サポートを受けられずに難民化する例も少なくない。

間に入ってくる紹介者や仲介会社は何とか契約させてやろうと話を盛った営業トークをする事も多い。

相手の事を考えてはいないので、自分自身に合致しない商品を契約してしまう事も多い。

こうした問題点は契約してから数年後に気付く事になるので、契約時に本来は存在する必要のない紹介者や仲介者の話を聞かないように注意する必要があるのだ。

海外の金融商品や保険商品は日本にはない利回りや優れた特性を持っているなど、メリットがとても多いので私もお勧めできるのだが、基本を守って契約しなくてはならないのだ。

基本を守る事により、資産価値が守られ、そして資産価値が増えていくのだ。

【オフショア投資や海外保険の指南書・必勝法マニュアルまとめ】
①どこかのセミナーや勉強会で海外オフショア投資の話を聞いたとしても、海外にある正規代理店に直接連絡すべし!
②正規代理店は現地の金融庁や保険業を管理監督する機関に登録されているか確認すべし!
③日本居住の日本人の受け入れやサポート実績が豊富な正規代理店を選定すべし!
④サポートは正規代理店から直接受けられるか確認すべし!

指南書・必勝法・マニュアルとしているが、基本的な事だと感じないだろうか?

自分の大事な資産を大事に扱いたいのであれば、原理原則に従う事が一番だ。

どの商品が良いか決まっていれば、その商品を取り扱っていて以上の①~④に従って正規代理店を探せばよい。

仮に、ご自身の予算や考えでどの商品が合致しているか悩んでいるのであれば、①~④を満たしていて、多くの保険会社と提携している正規代理店を探して、先ずは相談するところから始めてみれば良いと思う。

IFA=正規代理店は総合代理店としての立ち位置にもなっているので、多くの保険会社と提携しているIFAであれば、自身に合致した商品を探しやすくなるのである。

 

⇒ ご質問やご相談、正規代理店IFAの選定でお悩みの方はこちらから。

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