海外オフショア籍の投資商品や保険商品はIFA(Independent Financial Advisor)と呼ばれる正規代理店が契約からアフターサポートまでを担当する事になっている。
その為、IFAの選定が最重要と呼ばれる世界である。
そうした背景もあってか、「人気のIFAは○○です！」と語る人がいるようだが、その人気の秘密とは!?
紹介者やネットワーク的に集客していれば人気に見えるかもしれないがサービスレベルを要チェック！
海外、特にオフショア金融センターには日本にはない優れた金融商品・保険商品が多い。
どの商品が自分の予算や考え方に合っているかをIFA(Independent Financial Advisor)と呼ばれる正規代理店に直接相談しながら決めていく事がスタートとなる。
海外・オフショア金融センターの保険会社は直接クライアントを受け入れておらず、IFA=正規代理店が契約からアフターサポートまでを請け負うのだが、海外故に日本に正規代理店=IFAは残念ながら存在しない。
海外にあるIFAに連絡を入れる事になるが、海外だからと言って怯む必要はない。
日本人スタッフがいるIFAもあるので、そうしたIFAの中で日本居住の日本人の受け入れやサポート実績が豊富なところを選んで、先ずは相談してみれば良いのだ。
IFAは契約時だけでなくアフターサポートまでを担当する事になっている。
なので、選択する商品もそうだが、サポート状況もヒヤリングして選ぶべきIFAを決めていく事になる。
どの商品を選ぶかをIFAと相談しながら進めていき、どのようにサポートを受けられるかもIFAにヒヤリングして、お世話になるIFAを決めて契約すると言う流れになる。
だが、日本市場に対しては紹介者・仲介会社経由だったりネットワーク的な集客組織にしていて、直接クライアントと向き合わないIFAがあったりする。
もちろん、そのようなIFAは選択すべきではない。
また、紹介者や仲介会社のような人や会社は金融商品取引法に抵触している可能性が高いので、距離を置いた方が良い。
20世紀末の金融ビックバンにより日本人でも海外の金融商品を契約する事は問題とはならないのだが、販売側には規制が掛かっている。
日本国内の人間に対しての勧誘や営業などの証券取引行為は禁止されているのだ。
つまりは、勧誘や営業をされる事なく直接IFA=正規代理店に連絡して購入する事が合法的なやり方になってくる。
なので、紹介者・仲介会社経由であったり、ネットワーク的な組織であると問題となる可能性が高い。
また、紹介者・仲介会社やネットワーク的に活動している人は商品概要が乏しい事が多い。
自分とは合致しない商品を契約してしまう可能性があったりするし、話を盛った営業トークをされてしまい、契約数年後に聞いていた話と違うとガッカリする事が多い。
サポート面でも、紹介者・仲介会社の立場だったり、ネットワークの階層にいる人たちは責任感も無く、いつまでサポートを継続してくれるか分からないので、当てにしてはならない存在だ。
オフショア投資の世界に興味を持ったのなら、海外にあるIFA=正規代理店に直接連絡し、直接契約すると言う原理原則を守る事がとても重要なポイントとなる事を認識してもらいたい。
もちろん、実際には契約に関係しない立場の人や会社に無駄に個人情報を提供すべきではない。
個人情報を提供するのはIFAだけにしなくてはならないのだ。
だが、残念な事にこうした集客組織にしているIFAの方が人気と言われてしまっている傾向にあると感じる。
それは何故なら、関わっている人数が単純に多いからだ。
紹介者・仲介会社経由やネットワーク的な組織にしていれば、そのIFAを推奨する人が増える。
そうした人たちが自分たちが関わっているIFAを「人気のIFA」と言うと、数の論理からすれば確かに勝ってしまう。
そして、自分が関わらないIFAに対しては虚偽の話をして、良くないIFAとインターネットに書き込んでいる人たちもいる。
酷い話だなと感じる。
質を考えた時に本当に選ぶべきIFAかどうかはしっかりと吟味する必要があるのだ。
原理原則に基づいてIFAとは直接繋がる事が重要なので、直接IFAに連絡して選ぶべきIFAを決めていってもらいたい。
根本的な話だが、直接連絡してみたものの、直接受け入れてくれないようなIFAは選ぶべきではない。
無駄に間に人や会社を挟む理由は全くなく、関わる人が増えれば増えるほど情報やサービスは間接的になり正しく伝わらなくなるし、責任の所在も曖昧となる。
紹介者・仲介会社を通したりネットワーク的な組織で契約するとデメリットが増すばかりでプラスな事など何もない。
そうした体制にしているIFAが人気と言われても、契約すべきIFAとは全く言えない。
人気のIFAと言われたら、なぜ人気と言われているのかを考えた方が良い。
自分が関わっているIFAにただ単に誘導したいだけで言っているのであれば、本質的に人気のあるIFAとは言えないはずだ。
結果的に自分の予算や考えに合致した商品と出会えなかったり、契約後に最初に聞いていた話を違うと感じたり、杜撰なアフターサポートしか受けられなかったら悲惨なので、質の良いIFAを選択するようにしてもらいたい。
⇒ ご質問やご相談、IFA=正規代理店の選定でお悩みの方はこちらから。
海外IFAとは？金融当局や金融庁に登録されているかどうかを要確認！
海外オフショア籍の投資商品や保険商品で成功するか否かはIFA=正規代理店の選定が最重要となっている世界である事は理解できたと思う。
ここでIFAとはどんな存在なのかを説明してみたいのだが、海外にあるIFAなので、IFAが登録している国や地域の保険当局や金融庁に登録されているかどうかを確認する必要がある。
例として香港を挙げれば、香港には保険業を管理監督する政府直轄の機関である「香港保険業監管局」=”Hong Kong Insurance Authority”や「香港金融庁」=”Securities & Futures Commission of Hong Kong”が存在する。
こうした機関に登録されているかどうかをチェックする必要がある。
☆香港保険業監管局 ⇒ Hong Kong Insurance Authority
☆香港金融庁 ⇒ Securities & Futures Commission of Hong Kong
英語や広東語のサイトになっているので調べ方が難しいと感じるかもしれないが、それならば直接IFAと思われる会社に質問してみればよい。
IFAであれば登録番号などを教えてもらえるはずだ。
中にはIFAのように装っていたりする会社もあり、登録していない事の説明をさも正しいように説明してくるかもしれないが、登録が必要か不要かは一般的に考えれば分かるはずだ。
登録が不要であれば誰しもがIFAになれてしまう。
登録されていないという事は、単なる仲介会社ですよと自らアピールしているようなものだ。
こうした機関に登録されているIFAであれば商品概要を正しく説明するし、サポートも責任持って行ってくれるはずだ。
間違った事をすれば登録剥奪となりかねないので、コンプライアンス重視で活動をしてくれる。
ただし、登録していても紹介者・仲介会社経由であったり、ネットワークビジネス的に活動しているIFAもあったりする。
そうしたIFAは問題が起これば、紹介者や仲介会社、ネットワークビジネス側の人間に責任を押し付けて自分たちの身を守る方向に走るので、結局は自分本位でしかない。
保険当局や金融庁に登録されているIFAで、責任持ってクライアントと直接向き合ってくれるIFAが良いIFAと言えるはずだ。
数の論理で人気のIFAとチヤホヤされるIFAを選ぶのか、責任持ってクライアントと向き合ってくれる良いIFAを選ぶのか、その選択はあなた次第！
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