RL360°(アールエルスリーシックスティ:旧名ロイヤルロンドン360°)等が提供する海外積立投資商品と呼ばれる金融商品を、海外の商品が故に違法で危険な詐欺商品では?と疑ってかかる人もいると思う。
だが、実際にはそんな事はなく、契約方法さえ間違えなければ合法であり、とても有用な商品と言える。
RL360°(アールエルスリーシックスティ、旧名ロイヤルロンドン)は危険な詐欺商品ではなく契約する事も違法ではないが、契約方法は要注意!
「海外積立」や「RL360°」という言葉は、友人や知人から伝え聞いたり、どこかのセミナーや勉強会で初めて聞く人が多いと思う。
ある種、怪しいルートで聞く事が多いので、RL360°社は危険な詐欺商品を提供しているのでは?と疑う人がいるのかな?と思う。
だが、全く持ってそんなことはない。
海外投資の世界に詐欺商品・詐欺案件があるのも確かだが、RL360°は1861年に設立された160年以上もの歴史がある保険会社である。
ここまで長期に亘って経営している保険会社が詐欺会社なはずがない。
格付けもStandard&Poor’sからAA-、Moody’sからA2の評価を受けており、社歴、格付け共にRL360°よりも上の保険会社は日本には存在していない。
それくらいRL360°は客観的に見ても信頼の置ける保険会社なのである。
RL360°は日本の金融庁に登録されていない海外の保険会社となっている。
海外の金融商品を契約する事は20世紀末に行われた金融ビックバンで合法になっているのだが、直接海外にあるIFA(Independent Financial Advisor)と呼ばれる正規代理店に連絡して注文する事だけが認められている。
間に入って勧誘や営業、契約など取引行為を行うことは金融商品取引法で禁止されている。
詳細はこちら ⇒ https://www.fsa.go.jp/ordinary/densi/guide.pdf
ポイントを掻い摘んで解説すると、
◆国内にある者を相手方として証券取引行為を行うことはできない。
◆国内にある者の注文を受けて外国からその者を相手方として証券取引行為を行うことについては許容されている。
つまりは、RL360°を友人や知人、セミナーや勉強会で知ったとしても、そうした人たちは取引行為を行い。
つまりはそうした人たち経由で契約するのではなく、自ら海外にあるIFA=正規代理店に注文を入れることが必須となる。
注文を入れると言えど、連絡したら即契約となることはなく、先ずは商品概要を聞いたみたり、自分に合ったプランを相談してみるところから問い合わせてみればよい。
逆に言えば、紹介者や仲介会社のような立場の人が営業や契約行為を日本で行っていたら、金融商品取引法に抵触する。
RL360°などの海外積立投資商品が違法ではなく、IFA=正規代理店とクライアントの間に入って営業や契約を行ってしまう人や会社が違法となるのだ。
そして、IFA=正規代理店はサポートを請け負う会社になるので、サポート体制も確認して、納得してから契約すればよいのである。
海外にあるIFA=正規代理店と言えど、日本人スタッフがいて日本人の受け入れやサポート実績が豊富なところもあるので、そうしたIFA=正規代理店を選定して直接連絡して契約すれば合法的であり、契約後も安心安全と言える。
日本にいて仲介してこようとする人がいたとしても、ルールに則って契約する事が重要なのだ。
仲介者や仲介会社は商品知識が乏しい人たちなので、商品概要が正しく伝わらなかったり、話を盛って説明される事も多い。
強引に契約させようと良い事しか言わない傾向にあったりするのだ。
そうした紹介者や仲介会社がいるので、RL360°などの海外積立投資商品が危険で怪しいと勘違いされてしまうのだ。
また、紹介者や仲介会社経由で契約するとアフターサポートもそうした人や会社が請け負う事になる。
知識のない人たちのサポートとなるので杜撰な対応をされる事が多々あり、最悪な話、こうした人たちがいつまでサポートしてくれるかは全く分からない。
現に、「紹介者と連絡が取れなくなったのですがどうすれば良いですか?」という質問が定期的にやってくる。
自社で責任持ってサポートしてくれるIFA(正規代理店)を選定しておけば、こうした悩みにぶつかる心配はない。
以上の事をまとめると、RL360°は合法な会社で合法な商品を提供しているが、直接IFAと呼ばれる正規代理店に連絡して購入する事だけが合法な契約方法となっている。
日本人スタッフがいて、日本人の受け入れやサポート実績が豊富で、クライアントと直接向き合って対応してくれるIFA(正規代理店)を選定する事がとても重要なポイントと言えるのだ。
⇒ ご質問やご相談、IFA(正規代理店)の選定でお悩みの方はこちらから。
正規なIFA(正規代理店)であるかどうか確認する方法とは?
RL360°などの海外積立投資商品は紹介者や仲介会社を通さずに、直接IFAに連絡して、直接IFAと契約する事の重要性は分かってもらえたと思う。
RL360°などの海外積立投資商品のIFAだが、日本の金融庁に登録されていない商品なので、日本にIFAは存在しない。
海外にあるIFAに連絡をする必要がある。
IFAとは何ぞや?と言われれば、IFAが籍を置く国や地域の保険当局や金融庁に登録されている会社を指す。
香港を例に挙げると、香港には保険業を管理監督する「香港保険業監管局」や「金融庁」があり、そうした機関に登録している会社がIFAと言える。
☆香港保険業監管局 ⇒ Hong Kong Insurance Authority
☆香港金融庁 ⇒ Securities & Futures Commission of Hong Kong
RL360°などの海外積立投資商品は金融庁への登録を特に確認すべきである。
広東語や英語でのサイトになっているので調べるのが難しいかもしれないが、そう思ったら、IFAと思われる会社に直接質問してみれば良い。
登録状況などを教えてもらえるはずだ。
中にはIAFのように装っている会社もあるので注意が必要となる。
適当に良い訳を並べてくるが、登録が必要かどうかは普通に考えれば分かると思う。
登録不要であれば誰しもIFAになれる訳で、登録されていないのであれば、それは単なる仲介会社である。
(ただし、RL360°は香港でも登録されていない商品なので、香港以外の関連会社が受け入れやサポートをしているのが実態である。
それでも、母体である香港の会社が香港の保険業や金融業の登録をしているかどうかは確認すべきと言える。)
海外にあるIFA=正規代理店は現地の金融庁に登録されているので、詐欺商品などは紹介してこない。
詐欺商品を紹介してしまえば、金融庁の登録を取り消されてしまうので、そうした危険な橋は渡らない。
だが、日本にいる仲介者・仲介会社は悪い意味で自由な立ち位置なので、RL360°以外の詐欺的な商品を扱っている事も少なくない。
こうした事から、RL360°などの海外積立投資商品も一緒くたにされて、違法で危険な怪しい詐欺商品と勘違いしてしまう人がいるのだ。
インターネットを見るとIFAの情報が並んでいるが、その情報にも流されないようにしてもらいたい。
そうしたコンテンツを書いている人が実は紹介者である事が多い。
自分が関わるIFAについては人気のIFAと適当な事を書き、自分が関わらないIFAについては酷い事を書いて、自分が関わるIFAに導くケースが多い。
こうした情報に流されないようにして、どんな時でもIFAには直接連絡すると言う事の重要性を把握してもらいたい。
それこそが唯一であり最重要なポイントとなってくる。
⇒ ご質問やご相談、IFA(正規代理店)の選定でお悩みの方はこちらから。
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