先日、居酒屋のカウンターでお酒を飲んでいた。
たまたまテレビで放映していたテレビ東京の「ガイヤの夜明け」。
和牛が海外で生産されている特集であった。
和牛を海外に広げたい、食べて欲しいという一心
和牛といえば日本ブランド。
海外でもWAGYUが有名だ。
日本に来る海外の富裕層は神戸牛などの和牛をお目当てにする人も多い。
それほどのブランドだ。
その和牛、今ではオーストラリア産があるらしい。
オーストリアで育てられた和牛はもちろん生産コストが安いので、安価に取引される。
海外ではオーストリア産和牛が取引されているのだ。
和牛とは黒毛和種、褐毛和種、日本短角種、無角和種の4種。
これらの混合種までを和牛といい、日本国内での品種である。
なぜ海外に広まったかといえば、北海道の畜産農家の方が海外に和牛を広めたい、和牛をもっと食べて欲しいという思いで、海外と取引を始めたようだ。
この番組を見ていて、オフショア投資と重なる部分があるなと思った。
もちろん逆の意味で。
和牛を広めたいと言う一心で苦心した畜産農家。
もちろん国とは対立があったと思う。
オフショア投資も国との戦いだ。
海外のオフショア投資のプロバイダーは日本に対して投資商品を広めたいと思っているかはわからないが、広めようとすると横やりが入る点は同じに感じる。
日本の鎖国意識の高さは我々の想像を超える。
和牛はそのブランド価値を守りながらマーケットが広がればビジネスチャンスに繋がる。
オフショア投資も個人資産がリスク分散で守られれば国としても将来的に価値がある。
狭い視野、短期的な視野で物事を考えずに、ワールドワイドに先々までの視野を持てば、考え方も変わりビジネスチャンスも広がるはずだ。
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