海外オフショア籍の積立投資商品であるRL360°(アールエルスリーシックスティ、旧名ロイヤルロンドン)。
巷では手数料が高いと言う人もいたりするが、QuantumやRegular Savings Planを満期まで契約すると付与されるロイヤリティボーナスの存在はご存じだろうか?
(Quantumは終売となっていて、Regular Savings Planにランニングチェンジされている。
2つの商品概要はほぼ同等。)
RL360°の積立を25年契約なら、満期時に最大6.25%が付与される!
RL360°の積立投資商品QuantumやRegular Savings Planには幾つかのボーナスが設定されている。
年間拠出額(投資額)がUSD5,400相当額以上(月間USD450相当額以上)、かつ10年間以上の新規契約者に対して契約初月に付与されるプレミアムインセンティブボーナスや、積立額に応じてプラスで積み立ててくれるエクストラアロケーションボーナスなどはよく聞くボーナスかと思う。
プレミアムインセンティブボーナス
契約 年数 |
インセンティブ (対月間積立額) |
9年以内 | なし |
10~14年 | 1.5か月分 |
15~19年 | 3ヶ月分 |
20~24年 | 4.5か月分 |
25~30年 | 6ヶ月分 |
エクストラアロケーションボーナス
月間積立額 | ボーナス |
USD770~1,329 | +1% |
USD1,330以上 | +2% |
これらのボーナスに加えて、RL360°の積立投資商品にはロイヤリティボーナスと言うのがある。
これは、10年以上の契約完了者に、Establishment Period(設立口座=初期口座)以降の口座の時価総額に対して【契約年数×0.25%】の割合で付与されるボーナスの事である。
(途中で積立を一時停止している場合には、その期間は年数にカウントされない)。
10年契約なら2.50%、15年契約なら3.75%、20年契約なら5.00%。25年契約なら6.25%が契約完了時に付与されるのだ。
25年契約を一時停止する事なく完遂したら、6.25%のボーナスが付与されるのだが、その時には時価総額も大きなものになっているので、ある程度の手数料を取り戻せるイメージだ。
RL360°の手数料が高いと言う人がいたりするが、こうしたボーナスの存在を知らなかったり、契約開始数年後の時価総額から手数料が高いと判断している人が多いように感じる。
プレミアムインセンティブボーナス、エキストラアロケーションボーナス、そしてロイヤリティボーナスが加わると手数料はかなり取り戻せる。
手数料が高いと言う人はこうしたボーナスの内容を知らなかったり、短期間で利益が出ないと判断して解約してしまった人が多いと思う。
そうした人たちがインターネットやSNSで不平不満を愚痴っているのだろうが、商品概要を正しく理解していなかったり、長期契約でこそ利益が出ると言う本質を無視した自分たちに非があるはずだ。
RL360°が提供する積立投資商品の手数料の大部分はEstablishment Period(設立口座=初期口座)に対してになるので、契約当初は手数料比率が高いのは間違いないが、契約期間が長くなればなるほど手数料割合は減少していく。
そして、契約を完了した時点で大きなボーナスが入ってくるので、契約途中の時価総額だけで判断するのは間違っているのだ。
しっかりと商品理解をしていれば、如何に契約を継続・完遂する事が重要であると気付くはずであり、途中の時価総額に一喜一憂していても仕方ない事が分かる。
RL360°などのオフショア投資商品は日本にいながら契約ができ、クレジットカードでの引き落としで積み立てていける。
日本にいながら資産を海外に移して外貨建てで運用となるので長期国際分散投資が出来る商品であり、日本居住の日本人から見れば海外に資産逃避・資産保全できるメリットもある。
日本に住んでいて日本で収入を得ている人が、日本国内で日本円を貯め込んでいてはリスクが高まるばかりだ。
コロナ禍終盤から円安が進みインフレも進んでいる。
これこそが日本円の実力を如実に表しているので、そうした対策が必要になってくる。
日本円中心に考えていたら、資産価値は激減していくばかりである。
コツコツと海外に資産を移せる素晴らしいツールと言えるが、そうしたメリットを享受する為には商品概要をしっかりと理解し、如何に継続するかが出来るかがポイントとなってくる。
長期契約する事によりリターンが得られる商品であるが、逆に言えば、短期的な数字が気になってしまう人が手を出してはいけない商品とも言えるのだ。
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RL360°などのオフショア投資商品は知識豊富なIFA=正規代理店と直接繋がっておくべし!
RL360°等の海外オフショア籍の保険会社は直接クライアントと受け入れている訳ではない。
IFAと呼ばれる正規代理店が契約からアフターサポートまでを担当する事になっている。
海外の保険商品なので、残念ながら日本にIFAは存在しない。
なので、海外にあるIFAに連絡して契約を結ぶことになる。
海外IFAと聞くと躊躇してしまうかもしれないが、日本人スタッフがいる海外IFAもある。
RL360°等のオフショア投資商品に興味があれば、そうしたIFAに連絡して、商品概要を正しく聞き、アフターサポートも直接契約してもらう事が原理原則となる。
既にRL360°を契約している人は、不安に感じる人もいるかもしれない。
直接IFAに連絡しておらず、商品概要もIFAから直接聞いておらず、サポートもIFAから直接受けていない…
国内のどこかの個人や会社から商品概要を聞いて契約し、サポートもそうした個人や会社から受けている人もいたりする。
紹介者や仲介会社と呼ばれる立場の人たちだが、こうした人たちは法律に抵触する可能性が高い。
日本では金融商品取引法により海外の証券取引行為(勧誘・営業・販売)は規制されているので、国内でそうした行為をしている紹介者や仲介会社は危険なのだ。
国内にIFAがないのも同義なのだが、金融商品取引法は販売側を規制しているだけで購入自体は合法である。
購入したければ、海外の証券取引会社(≒海外IFA)に直接注文すれば良いとなっているのだ。
紹介者や仲介会社の立場の人は法的な問題もあるが、商品知識が乏しく責任感が無いと言う問題もある。
商品知識が乏しいので手数料やボーナスなどの説明も正確にできない。
酷いケースだと初期口座が終了したら積立を停止しても良いと語る人もいて、停止した分で他の商品を契約させようとするらしい。
それでは時価総額が増えるはずもないし、ロイヤリティボーナスももらえない。
こうした海外オフショア籍の積立投資商品は積立の一時停止や減額、一部引き出しなどができるのだが、そうした事を行うとボーナスなどが貰えるなくなったり、ボーナス額が下がってしまうのだ。
また、手数料は最初に設定した積立額や契約年数がベースになるので、そうした事をすると手数料比率が上がってしまう弊害もある。
積立の一時停止や減額、一部引き出しなどができるのが海外オフショア籍の積立投資の特徴ではあるが、そうした事を活用する前提で契約してはならない。
あくまで、お金が無くなった時のもしもの時の対処法と考えておかなければならない。
紹介者や仲介会社はこうした商品知識が薄いだけでなく、責任感も無いので、サポートも最後までやり切らない傾向にある。
無駄に関わろうとするだけで何の意味もない存在なので、紹介者や仲介会社経由で海外オフショア籍の投資商品を契約してはならない。
関わる人や会社が増えれば増えるほど責任の所在が曖昧になるだけだ。
IFAであれば商品概要を正しく伝えてくれ、責任持ってサポートを行ってくれる。
日本人スタッフがいて日本人の受け入れやサポート実績が豊富なIFAを選んでおけば安心できるだろう。
これからRL360°などの海外オフショア籍の金融商品を契約したい人は、金融・商品・法的な知識に長けていて、責任持ってクライアントと直接向き合ってくれるIFAを選定してもらいたい。
既に何らかのオフショア投資商品を契約していてIFAの対応に不安のある方は、IFAの移管(変更)を検討すべきである。
新しくお世話になりたいIFAを見つけてくれば、そのIFAで移管手続きを進めてくれる。
今契約しているIFAや紹介者・仲介会社に特に話をする必要は無いので、移管でストレスを感じる事はないはずだ。
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