投資・資産運用を行う際に、リスクを許容できるかどうかが重要とはよく聞く話。
実践する前はリスクを受け入れられると言っていた人でも、実際には時価総額がマイナスになると耐えられなくなって狼狽売りしてしまう人がいる。
リスクに耐えられなければ投資・資産運用の勝ち組にはなれないだろう。
リスクとは我慢であり、その為の心とお金の余裕が必要!
先ず、大前提としてスキャルピングのような形で短期投資を行っている人はリスクをそもそも考えないだろう。
もっと言えば、行っている事が投資ではなく投機・ギャンブルのようなものなので話の土台が違ってくる。
投資・資産運用の基本は時間を使う事にある。
時間を長期間に亘って使う事により、リスクもプラスに変えて資産価値を伸ばしていく事になる。
一番分かりやすいのがドルコスト平均法と言えるが、マイナス局面ではもちろん時価総額が下がるのだが、そのタイミングではファンド価値が下がっているので、多くのファンドを購入する事ができる。
こうした事を知ってか知らずか、マイナス局面で簡単に解約をしてしまい損を確定してしまう人が少なくない。
リスクを全く把握していない証拠である。
リスクだったり長期運用のイロハを知っていれば狼狽売るする必要は全くない。
行わなければならない事は「我慢」だけである。
我慢する為には金融知識も必要だが、我慢できるだけの余裕資金や心のゆとりが必要と言える。
投資は余裕資金で行うものと言うのもよく聞く話だが、余裕資金でなければ、いつどのタイミングで資金が必要になるか分からないので、思わぬところで解約を余儀なくされるかもしれない。
生活資金として取り崩す必要がなく、我慢できるだけの余裕資金で投資・資産運用を行えばリスクに耐えうる事ができるのだ。
こうしたリスク回避、自分で株式などを運用していると難しいと思う。
それは何故なら心が耐えられなくなるからだ。
そうした意味で海外オフショア籍の積立投資商品や保険商品は有用と言える。
設定した拠出額で後はほぼ放置しておけば良いからだ。
状況が気になって時価総額を日々チェックしてしまう人もいるかもしれないが、そうした数値を見たところで時価総額が変わる訳ではない。
将来的に資産価値が上がると考えて、日々の生活を楽しんでおけば良いと思う。
リスクを受け入れる、我慢するという事は、日々の数値に一喜一憂しないという事が一番のポイントと言えるだろう。
資金や心の持ちようがリスクを受け入れていると言える状態となるはずだ。
この話は投資・資産運用だけでなく仕事・ビジネスや人間関係にも通ずるように感じる。
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