ドイツが46年ぶりに無借金経営となった。
日本も同じようにプラスに持っていく事はできるのだろうか?
ドイツと日本の相違点と政治政策
第2次世界大戦時、日独伊三国同盟を組んだ間柄。
戦後は同じように技術力を駆使し、製造立国として名を馳せた。
そして共に2005年~2010年に人口もピークアウトし、2050年頃には人口が現在比で90%以下となる。
経済的にも国債を発行してやりくりしていた。
しかし、実行している経済政策は異なる。
日本ではアベノミクスで「いけいけどんどん」の政策。
お金をばらまいており、お金を刷っている。
その為、多くの日本国債を発行。
税収が40兆円レベルの国であるのに、国家予算は100兆近い。
経営は困難を極め、借金(国債)ばかりが増える悪循環。
一方のドイツは「緊縮財政」により危機を脱した。
歳出削減により国民からは批判も出ているかもしれない。
やりたいけどやれない公共事業もあることだろう。
優先順位を付けていった結果が無国債発行へと繋がったと思う。
今後、緊縮財政を続けるのか?それとも強気に打って出るのかは見ものだ。
経済に限った話ではないが、何かを実行しようとしたらそれなりの痛みを伴うものだ。
日本人にそれができるかがポイントだと思う。
一度味わった生活はなかなか変えられない。
しかし、変化を受け入れないと好転しないと言う好例はドイツが見せてくれた。
小泉純一郎元首相は在任時に「改革には痛みが伴う」と発言していた。
結果はさておき、この発言に多くの国民が受け入れがたい雰囲気を見せていた。
今のままでは良くないとわかっているのだろうか?
国の政策に納得がいかないのであれば、あとは自ら行動するだけだ。
ドイツのように緊縮財政をしなくても、将来的に財政が破綻したら嫌が負うにも我慢を強いられることになるのだ。
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