お盆期間である。
夏休みとする企業も多く、実家に帰省する人も多い事だろう。
そして、先祖をあの世から現世に迎える家族も多いはずだ。
一つの日本の文化と言える。
人間はもっと我儘に生きるべき!?でもそれが難しい!
「人が亡くなる直前に後悔する〇個の事」なる書籍やコンテンツがあったりする。
実際に書籍を購入して読んだ事はないのだが、そうした内容のインターネット上のコンテンツを見ていると似たような内容になっていると感じる。
ホスピス医、看護師、看取り士、葬儀社etc様々な角度からコンテンツが書かれているが、亡くなる方の直前に同じような事を聞いているのだろう。
とある葬儀社のコンテンツでは以下の様に羅列されている。
1.他人がどう思うかなんて、気にしなければよかった。
2.もっと幸せを噛みしめて生きればよかった。
3.もっと他人のために尽くせばよかった。
4.あんなにくよくよ悩まなければよかった。
5.もっと家族と一緒に時間を過ごせばよかった。
6.もっと人にやさしい言葉をかけてやればよかった。
7.そんなに心配しなければよかった。
8.もっと時間があったなら。
9.もっと冒険して、思い切って生きればよかった。
10.もっと自分を大切にすればよかった。
11.他人の言うことより、もっと自分の直観を信じればよかった。
12.もっと旅に出ておけばよかった。
13.あんなにがむしゃらに働かなければよかった。
14.一瞬一瞬をもっと大切に生きればよかった。
15.子供たちに好きなことをさせてやればよかった。
16.最後に言い争いなどしなければよかった。
17.自分の情熱に従えばよかった。
18.もっと自分に正直に人と接すればよかった。
19.あのとき、本音を言ってしまえばよかった。
20.なにかひとつでも目標を達成すればよかった
死を前にした人が語った後悔している20のこと
他人の為、家族の為、子供の為と言うのもあるが、意外と自分中心に生きていれば良かったと感じている人が多いんだなと感じる。
家族や子供の為と言うのも、ある意味では自己中心と考えられる。
(死の直前の後悔なので、自己中心となっても仕方ないと感じる。)
実際には生きている中で自分中心の考え・感情で生きていくのは困難だ。
1人で人生を謳歌できるような趣味がある人がいれば良いが、そうした人は稀な存在と言えるだろう。
自分自身が楽しむ為にはやはり周りの事も気遣っていかなければ空気が悪くなり、結局は楽しい人生とは成り得ない。
また、時間の使い方も考えさせられる。
生きていく為にはお金が必要で、その為には働かなくてはならないが、働く事が中心になり過ぎて後悔している人も多い。
政府も企業に対して労働者のライフワークバランスを維持するように求めているが、なかなか実現は難しいだろう。
海外でも亡くなる直前にがむしゃらに働き過ぎたと後悔する人が多いようで、日本人では猶更そう考える人が多いように感じる。
Work to live, don’t live to work.
(生きるために働け。働くために生きるな。)
なんて諺が海外にはあるが、どう働くかは人生を後悔しない為の大きな肝となってくるだろう。
お盆休みで時間があったり、先祖を迎える人も多いはず。
自分の生き方について、考えてみる時間にしてみるのも良いのではないだろうか?

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