東日本大震災から13年の月日が経った。
平成に入ってから多くの震災が起こっているように感じるが、大震災と呼ばれるのは数少ない。
突然の災害が起こっても対処できる事前準備が重要と感じる!
日本で「大震災」と呼ばれている震災は実は少ない。
日本政府が命名しているのは以下の2つ。
◆阪神・淡路大震災:1995年(平成7年)1月17日
◆東日本大震災:2011年(平成23年)3月11日
新潟県庁は独自に新潟県中越地震を大震災と命名している。
◆新潟県中越大震災:2004年(平成16年)10月23日
1923年(大正12年)9月1日に起こった関東地震も一般的に関東大震災と呼ばれているが、公的機関が命名した名称ではないそうだ。
何を持って大震災と呼ぶかの明確な基準はなく、日本政府は国難に当たるような震災を大震災と名付けているようだ。
国難の基準も分からないので、明確な基準は存在しないと考えられる。
2024年のお正月に起こった能登半島地震も大きな被害や死者数があり、大震災と言えるはずだ。
阪神・淡路大震災以降、日本全国で震度6以上の地震は40回以降起きていて、いつどこで大きな地震が起こっても不思議ではない。
⇒ 地震の歴史
地震の予知は未だ難しく、地震が起こっても対処できるように事前の準備をしておくしかない。
住居の耐震構造を向上させたり、家具や家電が倒れないように補強したり、地震が起こった際の避難ルートを確認したりなど確認事項は多々ある。
詳細は各自治体や専門家の情報を得てもらえればと思うが、何事も事前準備が重要だと思う。
ビジネスでもスポーツでも、そして資産運用でも事前の準備や確認が大事と言われる。
予防医療も叫ばれている時代であり、生きる事そのものが如何に事前に対処しておくかが重要な時代となっている。
何が起こるか事前に予想できれば準備は簡単になるが、予期できない事に対処するには様々なシチュエーションを考える必要がある。
災害大国日本なので、その分だけシミュレーションすべきことは多くなる。
ただ、良い意味で考えれば、日本国民全員がそうしたシミュレーション能力が付き、事前準備ができるようになればビジネスでの能力も底上げされるはずだ。
そうした意味でも日々の思考力向上は災害対応だけでなく、日本経済の向上にも寄与するのかなと思う。
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