日本にはない利回りやスキームを提供している金融立国・オフショア金融センター香港の保険会社であるサンライフ香港社。
2022年に上市されたステラ(Stellar)という貯蓄型保険商品は運用利回りだけでなく、相続や資産承継にも適した特徴を併せ持った商品となっている。
サンライフ香港社のステラは契約者・被保険者を何度も名義変更可能で資産を長く承継していける!
保険を契約すると、契約者や被保険者などを設定する事になる。
日本の保険でも契約者の変更ができる商品はあるが、サンライフ香港社のステラの場合、被保険者の変更も出来てしまう。
日本の保険商品で契約者が変更できるものはあるが、被保険者を変更できる商品は聞いた事が無い。
そうした商品は無いはずだ。
被保険者とは誰を保険の対象にするかという事だが、契約者や被保険者を何度も変更が可能なので、お子さんからお孫さん、そしてその次の代以降へと子々孫々に亘って証券を引き継いでいけるのだ。
然るべくタイミングでお子さんやお孫さんに契約者や被保険者の名義を変更すれば、生前贈与として資産承継を行う事も可能となる。
日本の税法では生命保険の契約者変更は贈与税がかからないので、こうして証券を引き継いでいく事でスムーズに資産を承継できる。
(ステラは貯蓄型保険商品となっているが、死亡保険金も受け取れるようになっているので生命保険と考えられなくもない。)
また、上の図のSurrender Valueの数字に着目してもらいたい。
Surrender Valueは解約返戻金を意味するが、契約後15年で1.66倍、35年で7.12倍、50年で22.27倍、80年で208.69倍、120年で3487.04倍と日本の保険商品では考えられないような運用利回りとなっている。
単純に資産を承継するだけでなく、資産を増やしながら承継していける。
解約したり一部引き出しした際の利益分は課税対象となるが、税金を払ったとしても大きな金額を遺す事ができるはずだ。
サンライフ香港社のステラは証券の分割が可能!
サンライフ香港社のステラは利回りが良く契約者や被保険者を何度も変更可能だが、それだけでなく、証券を分割できるというメリットもある。
日本の保険商品・金融商品での相続は、被相続人が亡くなった後に”争族”となる事も少なくない。
だが、日本の保険商品で証券を分割できると言う話は聞いた事がない。
おそらく、そうした商品やスキームを日本の保険会社は持っていないはずだ。
自分が亡くなった後に自分の遺産を巡って家族が仲違いになってしまったら、成仏できないのではないだろうか?
事前にお子さんやお孫さんの人数に合わせて証券を分割しておくことにより、遺産相続で家族が喧嘩する事を防げるのだ。
サンライフ社のステラは「資産移転」「資産分散」「資産保全」「資産運用」「資産承継」が行える特性を持っている!
今回ご紹介したサンライフ香港社のステラは日本にいながら契約できるスキームがあり、この商品は米ドル建てとなっている。
銀行間送金やクレジットカードでの引き落としで保険料の支払いもできるので、日本にいながら海外に資産移転できるメリットもある。
リスクの高い日本で日本円として余裕資金を置いておくよりも、海外に資産を移して、世界の基軸通貨である米ドル建てで運用した方が資産は守られるという利点もある。
つまりは、この商品を契約すると、資産移転での資産分散により資産保全が可能となり、利回りの高さから資産運用も行え、更には名義変更や証券分割によって資産承継もできるといった多くのメリットを享受できる。
「資産移転」「資産分散」「資産保全」「資産運用」「資産承継」が行える素晴らしい商品となっている。
また、この商品は法人での契約も可能となっている。
法人で役員退職金用に契約をして、役員の人数に合わせて証券を分割するという活用方法もある。
⇒ 2023年7月、サンライフ香港社は香港と関連のない法人の受け入れを停止した。
つまりは日本法人では契約がほぼできない。
法人でのオフショア保険商品の契約に興味がある方はFubon Life社を検討する事をお勧めしたい。
詳細は以下コンテンツを参照願いたい。
海外を活用した相続税対策の金融商品・保険商品を契約する方法とは?
このようにサンライフ香港社のステラは相続対策での生前贈与・資産承継プランとしてとても有用となっている。
だが、面白い事に香港には相続税はない。
日本の相続税の最高税率は55%となっているが、相続税率が高い日本ではその対策ができる商品が銀行や保険会社から提供されていない一方で、相続税がない香港では相続や資産承継に適したプランがあるのだ。
日本の場合は、そもそも銀行や保険会社が超低金利の日本国債を半強制的に購入させられているので、利回りが出るような金融商品を組成できる環境とはなっていないが、相続税での税収確保の為に相続や資産承継ができる金融商品を簡単には上市させてくれないという背景もあるのだろう。
ならば、日本人の契約も受け入れている海外保険会社の金融商品・保険商品を活用するしかない。
海外の金融商品・保険商品は海外にあるIFA(Independent Financial Advisor)と呼ばれる正規代理店が契約からアフターサポートまでを請け負う事になっている。
海外の金融商品・保険商品なので、日本国内にIFA=正規代理店は存在しない。
香港の保険会社の場合は、香港の保険業を管理監督する機関である”Hong Kong Insurance Authority”=「香港保険業監管局」に登録されている会社やIFA=正規代理店となる。
⇒ Hong Kong Insurance Authority
なので、こうした香港の保険商品やプランに興味があれば、Hong Kong Insurance Authorityに登録されているIFAに直接連絡して、ご自身にあった商品やスキームについて相談してみてもらえればと思う。
海外・香港のIFAと言えど、日本人スタッフがいるIFAも存在する。
日本人スタッフがいて、日本の税制や資産承継スキームに詳しいIFAを選択すれば、資産を守りつつ増やしつつ、お子さんやお孫さんに資産を承継していく方法を伝授してもらえるはずだ。
2023年、StellarをバージョンアップさせたSunJoy Global、SunGift Globalという貯蓄型保険商品がサンライフ香港社から上市された。
これらの商品も含めて、ご自身の予算やお考えでどの商品が合致するかが気になる人も、IFAに直接連絡して相談してみてもらえればと思う。3商品を比較するとリターンのスピード(解約返戻金)に差異がある。
Stellarの特徴は契約初期段階の契約返戻金の低さ(資産圧縮率の高さ)にある。
その特性を活かして法人で契約し、その後に代表取締役などの個人の譲渡する事で損金計上する事ができるのだが、上述したようにサンライフ香港は香港と関係ない法人の受け入れを停止した。
個人で契約するのであれば、SunJoy GlobalやSunGift Globalを選択した方が良いだろう。
30年以内に解約を考えるのであればSunJoy Global、資産承継含めて30年以上の継続を考えるのであればSunGift Globalが良いと思うが、いずれにしても、IFAに連絡してご自身の予算や考えに合ったプランやスキームを案内してもらうのがベストな方法となってくる。
⇒ ご質問やご相談、正規代理店(IFA)の選定でお悩みの方はこちらから。
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