RL360°を初期口座中に解約したら返戻金はない!2年で積立を停止/休止したら運用は進まずリターンが生まれないので資産価値は上がらない!

オフショア

RL360°(アールエルスリーシックスティ、旧名:ロイヤルロンドン360°)には契約年数に応じて18~24ヶ月の初期口座が設定されている。

初期口座は手数料が支払われる部分であり、初期口座が終わって以降の累積口座(積立口座を呼ぶ人もいる)で資産運用の大部分が行われるイメージである。

また、初期口座期間中に解約したら返戻金が戻ってくることはなく、累積口座に積立を行わずに積立を停止(休止)していたら資産が増える事もない。

RL360°は累積口座に入ってからが勝負!

RL360°は契約期間に応じて初期口座期間が設定されていて、この初期口座から手数料の大部分を徴収される。

初期口座期間が終わると、累積口座へと移行する仕組みだ。

以下の表のように初期口座期間は設定されている。

契約年数(年) 5-18 19 20 21 22 23 24-30
初期口座期間(月) 18 19 20 21 22 23 24

RL360°などの海外オフショア籍の積立投資商品は初期口座から手数料の大部分を持っていかれるので、累積口座が長く設定されている方が運用部分が大きくなり、相対的に手数料率が低下する。

オフショア積立投資商品は投資期間が長ければ長いほど運用益がより期待できると言うが、その理由の一つがここにある。

たまに、初期口座期間の積み立てが終わったら積立を停止・休止としてもその期間の運用利回りで資産が増えると間違ったアドバイスをしている人がいるが、大きな勘違いだ。

累積口座に積立を行わなかったら、手数料を支払う為だけに契約をしたことになる。

これでは何の意味もない。

そんな大きな嘘をつく人には近付いてはならない。

直ぐに距離を置かないと大変なことになってしまう。

 

また、RL360°の解約手数料は残存年数によって設定がされているが、初期口座期間中に解約したら解約返戻金は全く戻ってこない。

残存期間によって解約返戻金は決まるので、累積口座に移ったからと言って直ぐに解約をしてしまった時にも解約返戻金はそれほどもらえない。

RL360°は累積口座で長期間運用を行うことで資産額が増えていく設計となっているのだ。

 

RL360°などの海外オフショア籍の保険会社が提供しているこうした積立投資商品は積立の一時停止・休止だけでなく、積立額の減額や累積口座からの一部引き出しができるようになっている。

これをメリットのように説明してくる人がいるが、こうした事をすると、先ずは手数料比率が上がってしまう。

RL360°の手数料は契約時の積立金額がベースになっているので、積立の停止・休止や減額、一部引き出しをして全体の時価総額が下がっても手数料は契約時と同じように徴収されるので、手数料比率が上がってしまうのだ。

(積立額を増額した場合は、その分だけ手数料が新たに加わる。)

また、貰えるはずのボーナスがもらえなくなったりとマイナスになる事が多い。

積立投資は毎月同じように積み立てるからこそ効果を発揮する。

なので、契約時に設定した積立を維持して、一部引き出しをしない事が勝利の鉄則である。

積立の一時停止・休止や減額、一部引き出しができるのは間違いないが、それは簡単に使うものではなく、あくまで生活費が足りなくなった時などに使う最終手段だと考えておいておくべきだ。

 

酷いケースでは積立期間が終了する2年だけ積み立てておけば、それだけで資産が勝手に増えていくと言う適当な事を言う人がいるらしい。

そんな打ち出の小槌のような投資商品が世の中にあるはずがない。

3年目以降に積み立てる予定の金額で別の投資商品を買わせようとする悪魔なような人もいたりするが、そんな人に近付いてはならない。

そうしたあくどい人とは距離を置きつつ、金融庁や財務局、消費者センターなどの各所に通報しないといけないレベルの酷い話である。

 

☆ご質問やご相談等はこちらから。

 

RL360°などの海外オフショア籍の金融商品で間違った認識をしない為の方法とは?

RL360°などの海外オフショア籍の保険会社は自社で直接クライアントを受け入れている訳ではない。

契約やアフターサポートはIFA(Independent Financial Advisor)と呼ばれる正規代理店が行う事になっている。

海外の保険商品なので日本に正規代理店=IFAはなく、RL360°などの海外保険会社が提供する商品に興味があれば、海外にある正規代理店=IFAに直接連絡する必要がある。

海外IFAと言えど、日本人スタッフがいるIFAもあるのでそれほど海外だと気にする必要もないのだが、こうした状況を悪用として海外IFAとクライアントの間に入ってビジネスをしようとする人や会社がいたりする。

所謂、紹介者や仲介会社と呼ばれる立場の人たちである。

日本の金融庁に登録されていない保険会社の商品の勧誘や営業、販売は禁止されているので、こうした紹介者や仲介会社は金融商品取引法に抵触する可能性が著しく高い。

この時点で紹介者や仲介会社と呼ばれる立場の人に近付いてはならない事が分かると思う。

もちろん、合法でない活動をしている人たちに個人情報などを提供すべきではない。

(販売側が規制されているだけで購入する事自体は問題ではない。

ただし、海外IFAに直接注文する事が求められている。)

紹介者や仲介会社と呼ばれる立場の人は法的な部分以外にも問題を抱えていたりする。

それは商品知識がとても乏しい事だ。

紹介者や仲介会社から商品説明を受けると誤った情報である事がとても多い。

また、何とか契約させようと盛った話をしてくる事も多く、契約後に聞いていた話と違うと気付く事もある。

IFAではなく、紹介者や仲介会社に説明を受けたままに契約をして、言われるがままに初期口座期間で積立を停止してしまう人が出てきてしまうので、良く知らない人や会社で話を聞いたり契約をしてはならない。

RL360°を契約する時に、しっかりと商品概要の説明を受けて理解していれば勘違いしない内容である。

正しく商品理解をする為には、金融や商品知識が広くて深いIFAから直接聞く事が重要となる。

 

アフターサポートに関しても同様だ。

紹介者や仲介会社はサポートに対しても知識が足りないので雑な対応をしがちであるが、IFAは責任感を持って対応してくれる。

最悪なケースでは、紹介者や仲介会社とどこかのタイミングで連絡が取れなくなり、サポートを受けられなくなる事もあったりする。

紹介者や仲介会社はそれほどまでに責任感がない存在なのだ。

 

更に言えば、IFAは登録されている国や地域の保険当局や金融庁に登録されている。

その為、間違った事はできない。

一方で紹介者や仲介会社はどこにも所属していないので、自由に活動できてしまう。

RL360°などの合法的な商品だけでなく、詐欺的な商品を販売してくる紹介者や仲介会社もいたりする。

安心安全に満期まで契約を完遂したければ、海外の保険当局や金融庁に登録されている海外IFAで契約する事が重要となる。

重要と言うか、海外IFAに直接連絡して、直接商品概要の説明を受けてから契約し、直接サポートを受けられる体制である事が原理原則となっている。

無駄に人や会社が絡むと責任の所在も曖昧になる。

契約はシンプルに、責任感持ってクライアントと直接向き合ってくれるIFAを選択するようにしてもらいたい。

 

☆ご質問やご相談、正規代理店=IFAの選定でお悩みの方はこちらから。

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