サンライフ香港(Sun Life HK)のライフブリリアンス(LIFE Brilliance)は養老保険ですか?と言う質問がやってきた。
果たしてどうなのだろうか?
養老保険とは?サンライフ香港のライフブリリアンスはそのカテゴリー?
そもそも、養老保険とは何だろうか?
困った時のWikipedia!
養老保険(ようろうほけん)とは、生命保険のうち一定の保障期間を定めたもので、満期時に死亡保険金と同額の満期保険金が支払われるものをいう。
サンライフ香港社のライフブリリアンスはこれに沿っているだろうか?
以下のリンクでいくつかシミュレーション例を載せているので参考にしてもらいたい。

先ず、「生命保険のうち一定の保障期間を定めたもの」という項目には合致する。
サンライフ香港社のライフブリリアンスは満期100歳となっているからだ。
次に「満期時に死亡保険金と同額の満期保険金が支払われるもの」となっているが、これも該当する。
満期100歳時の死亡保険金と満期保険金(解約返戻金)は同等の数字となっている。
以上の事から、サンライフ香港のライフブリリアンスは養老保険と言える。
ただし、日本の養老保険とサンライフ香港社のライフブリリアンスではその利回りが全く異なる。
日本の養老保険の場合、契約時に定められた死亡保険金が増加する事はほぼなく、その数字に向かって満期保険金が近づいていく。
満期であっても支払った保険料に対して受け取れる保険金はほぼ変わらないので、インフレにも対応できず、早く死ななければ意味がない。
一方のサンライフ香港社のライフブリリアンスの場合は、運用によって死亡保険金も満期保険金(解約返戻金)も徐々に大きくなっていく。
例えば、45歳喫煙男性が満期の100歳を迎えた時を見てみると、保険金は支払った保険料の10倍もの数値になっているのだ。
(65歳時点で死亡保険金は約3.5倍、解約返戻金は約2倍。)
養老保険と言えど、日本と海外ではとても差が大きい。
これこそが金融格差である。
なぜ養老保険という言葉が付けられているか調べてみたところ、満期を迎えた時に受け取る保険金で「老後を養う」という意味から「養老保険」と呼ばれているそうだ。
実際に日本の養老保険で老後を養えるとは思えないが、バブル崩壊前に契約した養老保険であれば老後を養えたので、今もそのままの名称になっているのだろう。
養老保険という言葉を覚える必要かあるかどうかは個々の興味にもよるところだと思うが、私は養老保険よりも分かりやすいだろうと感じる貯蓄型生命保険という言葉を好んで使っている。
日本居住の日本人を受け入れてくれる海外の養老保険(貯蓄型生命保険)は限られているので、興味ある方は海外にある正規代理店に問い合わせてシミュレーションをしてもらえば良いと思う。
自分自身の年齢や性別に合わせてシミュレーションをすれば、より海外生命保険の実力値が把握できると思う。
契約からサポートまでを海外にある正規代理店が請け負う事になるが、日本人スタッフがいて、日本居住の日本人の受入れやサポート実績が豊富な正規代理店も存在する。
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