オフショア積立投資は元本保証商品ではない。
リターンばかりに目が向く人がいるが、もちろんリスクもある。
サポート力というリスク
オフショア積立投資は、日本だけでなく海外に資産を置くこと、更にポートフォリオ構築で分散投資ができるメリットや、ファンドによりリターンが期待できるなどのプラスの特徴が多い。
もちろんプラスのリターンだけでなく、リスクも存在する。
一般的に言われることは、為替変動によるリスクやファンドの価値減少によるリスク。
これらは積立によるドルコスト平均法で、ある程度は回避することが可能だ。
日本という土壌で、元本保証だと思い金利の低い商品を持ち続ける方が、将来的に起こり得る実質的な価値減少に耐えられなくなる可能性がありリスクは高い。
だが、オフショア積立投資に存在するリスクは為替変動やファンドの価値減少だけだろうか?
Ageas(アジアス)、Cornhill(コーンヒル)、Frinde Provident(フレンズプロビデント)、Investors Trust(インベスターズトラスト)、Metis Global(メティスグローバル)、RL360°(ロイヤルロンドン360°)、Standard Life(スタンダードライフ)、Sun Life(サンライフ)といったオフショア積立投資商品を提供しているプロバイダーが倒産する確率は低い。
少なくとも、日本の金融会社が倒産する可能性よりも低い。
ただし、こうしたプロバイダーとクライアントの間に入っているIFAは一つのリスクとなりえる。
長期積立投資となるので、間に入るIFAがサポートしてくれなければ、せっかく良い商品を行っているのに不安だらけになってしまう可能性がある。
これもリスクと言えよう。
ただし、このリスクは容易に回避可能である。
サポート力のあるIFAを選べば良いだけだ。
日本人を相手にしているIFAは数えるくらいしか存在しない。
1社ずつコンタクトを取ってみて、どんなサポートがあるか聞いてみればいい。
その電話やメール対応だけでも、サポート力はある程度直感的にわかるだろう。
仮に誰かに言われたままでオフショア積立投資を行うと、脆弱なサポート力と言うリスクに晒されてしまうかもしれないので注意が必要だ。
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