積立金融商品販売停止1年、スタンダードライフはどうなった?

オフショア

昨年2014年の10月に新規受け入れを停止したスタンダードライフ。

2015年1月から新製品の販売がされるための準備と言われていたが、未だに新製品は販売されていない。

改めて・・・ワールドワイドに商品を扱っているIFAを選択すべし!

スタンダードライフ(Standard Life)が新規受け入れを停止した理由は、香港内でのレギュレーションの変更があったため。

スタンダードライフの契約が締結されると、スタンダードライフから販売代理店であるIFAへ手数料が流れる。

これまでは一括で手数料を支払っていたが、2015年1月からは分割支払いにしなさいというお達しがあった。

これはスタンダードライフだけでなく、香港籍の積立金融商品に適用されるルールだが、分割方式だと資金繰りが悪化しIFAの経営が成り立たなくなると考えたスタンダードライフが、積立金融商品ハーベストシリーズの受け入れを一旦停止して、ルール適用外の商品を登場させるとのことだった。

その新商品の登場が2015年1月と言われていたが、未だに何も聞かない。

思った以上に簡単に組成ができない話なんだろう。

契約者サイドで言えば、問題が起こるとすればIFAのサポート力低下の懸念だ。

既存契約者の商品が破棄になったりすることはないだろうが、IFAの経営が上手くいかなくなればサポート体制になんらかの問題が生じるかもしれない。

(IFAの移管(変更)で対応はできる。)

この問題は香港籍の積立金融商品に限った話。

IFAのサポート体制を考えれば、香港だけでなく、マン島籍やケイマン島籍の金融商品を扱っているIFAを選択しておいた方が賢明だ。

「投資は一つの篭に盛るな」とは投資の格言だが、この格言に沿って考えれば、複数の篭(複数地域の金融商品)を扱っているIFAを選択しなければならない。

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