香港IFAランキング!保険会社との提携数や取り扱い商品が多く、クライアントが多数の国にいてサポートレベルが高い正規代理店を選ぼう!

オフショア

海外オフショア籍の保険商品・金融商品は正規代理店である”Independent Financial Advisor”を通して購入し、アフターサポートもIFAから受ける事になる。

Independent Financial Advisorはその頭文字を取って”IFA”と呼ばれているが、日本人を受け入れているIFAは10社ほどあると言われている。

IFAのお勧めはどこ?という点が気になり、IFAランキングはあるの?と検索している人もいるようなので、私なりの考えをまとめてみたい。

提携している保険会社や取り扱い商品がたくさんあり、多くの国にクライアントがいて、サポートレベルが高いIFAを選ぶのが鉄則!

私が考えるお勧めのIFAランキング・・・実はそんなものは作ったことがない。

だが、選ぶ基準は持っている。

大きく4つの判断基準があるので、順に説明をしていきたい。

 

①当該国(地域)の保険業を管理監督する機関や金融庁に登録されている

海外オフショア籍の保険商品・金融商品は日本の金融庁に登録されていないので、日本国内にIFA=正規代理店は存在しない。

なので、こうした商品に興味があれば、海外のIFAに直接連絡を取る事になる。

海外のIFAの定義だが、当該国(地域)の保険業を管理監督する機関や金融庁に登録されている会社がIFAとなる。

例えば香港なら、保険業を管理監督するのは”Hong Kong Insurance Authority”であり、金融庁として”Securities & Futures Commission of Hong Kong”が存在する。

☆香港保険業監管局 ⇒ Hong Kong Insurance Authority
☆香港金融庁 ⇒ Securities & Futures Commission of Hong Kong

こうした機関に登録されていないのにIFAと名乗るところもあるようなので注意が必要だ。

こうした機関に登録されているかの確認は最低限確認しておかなければならない項目と言える。

 

②提携している保険会社・取り扱い商品が多い事

先ず、「提携している保険会社・取り扱い商品が多い事」は、そのIFAの経営の安定性を見る為の重要なポイントだ。

ある特定の保険会社・商品としか繋がりがないようだと、レギュレーション(ルール)が変わった時に暫く販売が出来なくなってしまったり、その商品が販売停止となったら営業利益に支障をきたすのでIFA自体の存続が危うくなってしまう。

クライアント視点としても、多くの商品を選択できた方が自分に合った商品を案内してもらいやすくなる。

投資の格言で「卵は一つの籠に盛るな」というのがあるが、IFAのビジネスの視点としても同じ事が言える。

複数の保険会社と繋がっていた方がクライアントに提供できる商品や情報が多くなる。

 

③多くの国にクライアントがいる事

多くの保険会社と提携している事と似たような話になるが、クライアントも一つの国や地域に偏っていない方が良い。

どこかの国や地域にクライアントが集中してると、その国や地域の法律が変わった時にそのIFAは大打撃を受ける可能性が高い。

日本人に特化したIFAもあるようで、それを売りにしているとこもあったりするが、そうしたIFAは選択すべきではない。

日本市場ほど脆い場所はなく、海外オフショア籍の保険会社はいつどのタイミングで日本市場から撤退するか全く分からない。

すると、日本市場だけを相手にしていたIFAはビジネスが出来なくなってしまい、経営が破綻する。

 

④サポートレベルが高い事

「サポートレベルが高いIFA」は言葉通りにそのままであるが、実はどこかの誰かにサポートを丸投げしているIFAが多い。

どこかの誰かというのは、日本のFPや投資顧問会社だったり紹介者・仲介会社だったりするのだが、それではIFAとしての機能を成していない。

IFAの責務は商品の購入時だけでなく事後サポートまで行う事になっているが、サポートを丸投げしているようなIFAと契約していると、そもそも自分がどこのIFAと契約しているかを把握できていない人まで存在するのだ。

そもそも、営業や勧誘、そして契約まで紹介者や仲介会社に丸投げしているIFAもあるが、そうしたIFAは論外である。

日本の金融庁に登録されていない金融商品はこうした取引行為が金融商品取引法禁止されているので、紹介者や仲介者は業法違反となってしまう。

日本の業法を把握していないIFAにお世話になるべきではない。

この法律は販売側を規制しているだけで購入する事は認められているので、オフショア籍の金融商品・保険商品に興味があれば、直接海外にあるIFAに連絡するしかない。

また、サポートも第三者に代行していると、いつの段階からか代行された人や会社と連絡が取れなくなるケースも少なくない。

これでは折角良い商品を契約できたとしても不安が募るばかりである。

(紹介者・仲介会社経由だと、そもそも特定の商品しか案内してもらえず、自分自身にとって良い商品を契約できるかも分からない。)

そして、間に介在する人が増えれば増えるほど責任の所在もどこにあるか分からなくなるので、しっかりとクライアントと向き合って、自ら責任持ってアフターサポートをしてくれるIFAを選ばなくてはならない。

もちろん、直接的に契約やサポートに関係のない人に無駄に個人情報も提供すべきではない。

ネットワークビジネス・マルチレベルマーケティングのようにクライアントを集め、サポートもそうした階層にいる人に任せてしまっているIFAがあるのが実情であるが、全くクライアントと顔を合わせないIFAは論外だ。

オフショア籍の保険商品にしても積立投資商品にしても長期契約商品になるので、何かあった時にダイレクトに相談できるIFAでなければ、契約を維持するのは難しくなってくる。

オフショア籍の金融商品を取り扱うIFAは日本には存在しないが、日本人スタッフが在籍しているIFAもある。

そうしたIFAで、日本人の受入れやサポート実績が豊富なところを選んでおけば間違いないだろう。

海外オフショア籍の保険商品・金融商品に興味があれば、そうしたIFAに直接連絡して契約からアフターサポートまでをお世話になれば良い。

直接クライアントと向き合ってくれるIFAであれば、満期まで安心して契約を継続できるはずだ。

日本人を受け入れているIFAは10社ほどあると書いたが、こうした条件に当てはまるIFAは実は数社しかない。

ランキングを作らないのではなく、数社しかないので作る意味がないと言った方が正しいのだ。

IFAの選択基準をまとめると以下のようになる。

・当該国(地域)の保険業を管理監督する機関や金融庁に登録されているIFA
・多くの保険会社と提携していて、商品がたくさん選択できるIFA

・多くの国にクライアントがいるIFA
・自社で直接サポートしてくれて、サポートレベルが高いIFA

ここに書いた条件に合致するIFA(正規代理店)の選定が難しかったり悩んでいれば、私で良ければ相談に乗る事は可能である。

 

追記:2023年にはとあるIFAがもぬけの殻になり連絡が取れなくなったり、業務を停止するIFAも現れた。

長くお付き合いできるIFAを選んでもらいたいなと切に願う。

 

☆ご質問やご相談、IFA=正規代理店の選定でお悩みの方はこちらから。

コメント

タイトルとURLをコピーしました