オフショア投資を行うのは大きく二つの理由がある。
①日本から海外へ資産を移す
②分散投資を行って、資産価値を高める
①②に共通するのは、日本円の価値が下がるという考えが前提にあることだ。
日本円の価値は下がっている。そして今後も下がるだろう!
2012年に自民党政権に戻ってからアベノミクスと言われる経済政策が行われている。
株価は上がり、為替も円安ドル高へと動いた。
しかし、実際に景気の良さを感じている人はいないだろう。
だが、徐々に物価は上がっており、ボディブローとして財布を攻撃している。
アベノミクスとは、日本円を印刷してばら撒く政策なので、日本円の価値は低下していくのだ。
お金をモノと見ればわかりやすく、モノが多くなれば価値が下がるのは当然である。
そして相対的に物価は上がっていく。
これが株価が上昇している要因とも言える。
為替にしても、ばら撒かれている日本円に価値を見出せずに、徐々にドルへとシフトされた結果、80円付近にいたドル円も、この3年で120円近くまでの円安となった。
これは、企業が海外へお金を流している影響もある。
人口が減少する日本で生産活動を行うのが得策と思っていない企業は、海外で日本円を活用しているのだ。
日本の経済政策を見ていると、日本円をばら撒くことしか方法がないようだ。
これでは日本円の価値は下がる。
人口動態(人口ピラミッド)を見ていても、今後右肩下がりなので、経済活動は活発にならずに日本円の価値は下がるだろう。
こうした動きは、為替を見れば既に起こっていることがわかる。
そして、その流れは今後も変わらないはずだ。
企業は日本円を海外で活用して活路を見出している。
政府もそれを良しとしている。
であれば、個人も同じ考えで海外で資産を活用すべきだ。
日本で日本円を活用しても、価値は下がるばかり。
ただし、企業のように海外へ送金することは簡単ではない。
その為のツールが、オフショア積立投資である。
こんな便利なツールはなかなか存在しない。
コメント