年々口座開設が厳しくなっているHSBC香港。
今もまだ日本人でも口座開設は可能だろうか?
もっと言えば、英語のできない日本人でも可能だろうか?
オフショアである香港のHSBCは日本人を拒否している訳ではない!
香港はオフショアと呼ばれている地域である。
オフショアとは、英語で書けばoff-shoreとなり、直訳すると「沖合」となるが、沖合=海外からもお客さんを受け入れているという意味である。
なぜ海外からもお客さんを受け入れているかと言えば、香港は東京と同じくらいの面積しかなく、農業・漁業・工業などの産業で国を成り立たせるのは難しいので、金融で国を成長させているからだ。
その為には外貨が必要なのでオフショアとしており、税金を低く設定する事で、海外から人・金を惹き付けている。
香港の法人税は16.5%であるが、こうした税率の低い国や地域はタックスヘイブンと呼ばれている。
オフショアと呼ばれる国や地域は、タックスヘイブンとして外貨を獲得しているのだ。
ここまで書けば気付く方も多いと思うが、HSBC香港も日本人の受け入れを拒否している訳ではない。
しかし、ここ数年は一定レベルのお客以外は受け入れなくなっている。
その一例が英会話力である。
だが、問題は英会話力ではなくコミュニケーション能力。
香港なので広東語でも問題ない。
コミュニケーション能力の問題なので、日本人だけを拒んでいるのではなく、韓国人などでも同じことだ。
一昔前は口座開設に通訳の同席が可能であったが、今では拒否されるケースがほとんどのようだ。
とは言え、流暢な英会話力が必要という訳ではなく、必要最低限の英会話力があればいいのだが、口座開設に行くので、口座開設に必要な最低限の英会話力が必要になってくる。
事前に口座開設のトレーニング・シミュレーションをしておけば口座開設は可能である。
ただし、可能と言っても、自力でトライすると失敗することも少なくない。
事前のトレーニング・シミュ―レーション含め、実績ある現地のサポート会社にお願いした方が確実な時代になってきている。
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