RL360°は長期積立型の金融商品である。
最低でも10年は積み立てないとリターンは期待できない。
RL360°は長期契約する事によりリターンが得られやすい商品体型になっていることを理解しよう!
RL360°などのオフショア積立投資商品は、積み立て当初18~24ヶ月は初期口座と呼ばれる期間になっている。
この期間からほとんどの手数料が取られる仕組みになっていて、初期口座を終えると、積立口座と呼ばれるリターンが期待でき、自由度が高い口座へと突入する。
初期口座からの手数料は6%であるが、年間平均利回りが6%を超えていたら初期口座は±0、積立口座は6%のプラスになるので計算がしやすい。
では、6%を割っていたらどうだろうか?
3%で計算してみよう!
積立期間が10年(120ヶ月)の場合、初期口座が18ヶ月になる。
初期口座期間中は3%のマイナスになるが、積立口座期間ではプラス3%になる。
-3%×(18/120)+3%×(102/120)=2.1%
平均2.1%の利回りとなる。
積立期間が25年の場合、初期口座は24ヶ月(2年)となる。
-3%×(2/25)+3%×(23/25)=2.3%
と、25年の方が有利である。
たったの0.2%しか変わらないの?と思った方もいるかもしれないが、これは単利での計算である。
ここに複利が効いてくるので、より大きな差が生じてくる。
2.1%を10年複利運用となれば最終的には+23%となるが、2.3%を25年複利運用すれば+77%となり大きな差となる。
実際には毎月平均して同じ利回りになる訳ではなく、積立口座からも7.5ドルの手数料が取られたりする一方、各種ボーナスが付与されるので、綺麗に説明するのは難しい。
ただし、手数料の概念はしっかりとIFA(Independent Financial Adviser)と呼ばれるオフショア投資の正規代理店から説明を受けて契約しなくてはならない。
契約途中でも分からなくなった点があれば、気軽に質問できるIFAを選択しなくてはならない。
紹介者と呼ばれる人や会社を間に挟むケースがあるようだが、そのような人は商品知識が低いことが多く、契約最後まで相手してくれる訳ではないので、関わるべきではない。
紹介者がいなくなったと、私の所に泣きのメールを入れてくるケースも少なくない。
直接IFAと契約して、満期までアフターサポートを受けられるようにしなくてはならない。
RL360°は積立期間になってからが勝負である。
リターンを期待したければ、長期契約にして積立口座の運用を続けるべきである。
積立が苦しくなっても簡単に解約する必要はなく、積立期間であれば積立停止・休止、減額、引き出しなどができるので、どのような対応をすべきかを相談できるIFAを選ぶことが重要なのである。
⇒ RL360°やIFAについてのご質問等はこちらから。
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